歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

教育・子育て

コーチング

以前からコーチングには興味がありましたが、今回は、「変革的コーチング 5つの基本手法と3つの脳内習慣」(2023年)を読んで、とても参考になったので、大事だなと思ったことをまとめたいと思います。(コーチングの本はなかなかunlimitedでは読めないので…

貧困から抜け出そう

今回は、「東京貧困女子」(2019年)を読みました。 東京貧困女子。―彼女たちはなぜ躓いたのか 作者:中村 淳彦 東洋経済新報社 Amazon とても気分良く読める本ではないです。ですが、明日は我が身なので、考えたことをまとめておきたいと思います。 離婚 離…

受験・資格の勉強法

今回は、「何歳からでも結果が出る 本当の勉強法」(2023年)を読みました。 何歳からでも結果が出る 本当の勉強法 作者:望月 俊孝 すばる舎 Amazon 試験勉強 本書は、様々な研究論文を引用しながら、どのように勉強すると良いのかまとめてあります。項目別で…

子どもたちの国語力が危ない

今回は「ルポ 誰が国語力を殺すのか」(2022年)を読んで、子どもたちの国語力に衝撃を受けたのでご紹介します。 ルポ 誰が国語力を殺すのか (文春e-book) 作者:石井 光太 文藝春秋 Amazon 日本の子どもたちの現状 本書で紹介されている「ごんぎつね」の授業…

勉強して伸びる子、伸びない子

今回は、「同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」に変わる10のマジックワード」(2020年)を読み、やっぱり声掛けが大事だなぁと再認識したので、ご紹介します。 同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」に変…

我が子のコーチング

今回は、「子どもの「やりたい」を引き出すコーチング」(2020年)を読みました。 子どもの「やりたい」を引き出すコーチング 作者:あべまさい ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 本書の著者さんはコーチングを生業にされているママさんなのですが、子…

教育学×経済学

今回は、「「学力」の経済学」(2015年)がとても面白く、子育てに活かしていきたいなと思ったのでご紹介します。 「学力」の経済学 作者:中室牧子 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 「成績が芳しくない学生の祖母が亡くなる確率は50倍にも上る」 私…

塾の裏側

今回は「塾講師にだまされるな!」(2016年)がとっても面白かったのでご紹介します。 塾講師にだまされるな! 作者:黒い講師 主婦と生活社 Amazon 黒い講師 本書は東京で実際に塾講師をされている黒い講師さんのブログを書籍化したものです。主に私立の中学…

損得計算で動くのはもうやめよう

今回は、「ライフトラベラー 人生の旅人」(2013年)を読んで、損得計算で動く人生を送るのはやめようと思ったので、ご紹介します。 ライフトラベラー 人生の旅人 作者:喜多川泰 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 本書のストーリー 知哉が海外旅行に行…

目線を合わせる

先日、2~3年に一度くらいお世話になっている占い師さんのところに行ったのですが、息子たちとの関係について聞いたところ、「最近息子さんたちとしっかり目線を合わせて話をしていない。もっと話をして、息子さんをほめてください。」と言われました。 確か…

時間がない?

過去記事「片付けの習慣化」で玄関の靴を揃えるようにしてから、我が家の玄関は随分きれいになりました。 ddh-book.hatenablog.com 生活習慣を変容させるのには平均66日かかるということだったので、長いスパンで取り組み続けたことが良かったのだと思います…

手入れすること

今回は、「スルメを見てイカがわかるか!」(2014年)を読んで、手入れすることについて心に響いたので、考えていきたいと思います。 スルメを見てイカがわかるか! (角川oneテーマ21) 作者:養老 孟司,茂木 健一郎 KADOKAWA Amazon 自然とは何か 日本で自然…

頑張れない非行少年

以前、「ケーキの切れない非行少年たち」(2019年)を読んで、そんな世界もあるのか〜と思ったものですが、今回は「どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2」(2021年)を読んで心が苦しくなってしまったので、ご紹介したいと思います。 ケ…

言霊信仰

今回は、池上彰の「社会に出るあなたに伝えたい なぜ、いま思考力が必要なのか?」(2022年)に言霊信仰について書かれていたのでご紹介します。 社会に出るあなたに伝えたい なぜ、いま思考力が必要なのか? (講談社+α新書) 作者:池上 彰 講談社 Amazon 言霊 …

男性脳と女性脳

今回は、私の大好きな黒川先生の「妻のトリセツ」(2018年)と「夫のトリセツ」(2019年)を読みましたので、ご紹介します。 妻のトリセツ (講談社+α新書) 作者:黒川伊保子 講談社 Amazon 夫のトリセツ (講談社+α新書) 作者:黒川伊保子 講談社 Amazon 私が…

欠乏意識と豊かさ意識

最近、「ものの見方が変わる 座右の寓話」(2022年)を寝る前の読み聞かせで読んでいます。先日読んだのは「倒れるまで」という話で、「もっと、もっと」を戒める内容でした。まだ子どもだからでしょうか、息子達は「あれも欲しい」「これも欲しい」と物欲にま…

アドラー心理学③勇気づけ

アドラー心理学では、褒めてもダメ、叱ってもダメだという考えです。褒める行為や叱る行為は相手を下に見ているというのがアドラーの考えです。では、どうすれば良いのかと言うと、勇気づけをします。 勇気づけ アドラーは、「私は自分に価値があると思う時…

アドラー心理学②課題の分離

課題の分離 今回は、アドラー心理学で謳われる「課題の分離」について考えていきたいと思います。 課題の分離とは、「物事や考えに対して、それは自分のことなのか、他人のことなのかを分離して考えること」です(「アドラー心理学を実生活に取り入れてみた…

片付けの習慣化

片付けは得意ですか? 私はタンスの引き出しが全て閉まっているところを見たことがないような家で育ったせいか、あまり得意ではありません。 さらに、3人の息子が足の踏み場もないほど何かしら散らかすので、掃除は日曜日の夕方にするようにしています。(土…

エラー・ゼロは実現できる

以前、失敗についてブログを書きましたが、「ERROR FREE 世界のトップ企業がこぞって採用した MIT博士のミスを減らす秘訣」(2022年)から考えていきます。 ERROR FREE 世界のトップ企業がこぞって採用したMIT博士のミスを減らす秘訣 作者:邱強 文…

人の名前が覚えられない!

私は、人の名前を覚えるのがとても苦手で、そんな私にピッタリの本を見つけたので、今回は、「「名前が出ない」がピタッとなくなる覚え方」(2016年)をご紹介します。 「名前が出ない」がピタッとなくなる覚え方 作者:宇都出雅巳 マガジンハウス Amazon 苗字…

スキーマの獲得

今回は、将来の息子の受験に向けて、勉強方法についての本を読みましたので、ご紹介したいと思います。 一度に覚える量を増やす方法 まず、「勉強法の科学ー心理学から学習を探る」(2013年)によると、短期記憶は7±2個しか覚えられないが、情報をひとまとめ…

自分ファースト?子どもファースト?

今回は、子育てについて180度意見が違う本を読みました。 1冊は、「0歳から就学前に読む 愛着と発達がわかる 子育ての教科書」(2022年)、もう1冊は、「「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本」(2020年)です。 0歳から就学前に読む 愛着と発達がわかる 子…

歯科衛生士国家試験の勉強法

以前から歯科衛生士は国家試験合格率が高いと言われていますが、私が受験した頃はとっても簡単でした。今は専門学校でも3年制で、4年制の大学もありますが、私の頃は2年間でしたし、授業で習ったことを覚えていれば余裕で合格できる試験で、たしか、合格率も…

子育てにおけるほめ方

「褒めて伸ばす」なんて言いますが、私は褒めるのも叱るのも得意ではありません。特に成人に対してはできればどちらもしたくないとさえ思っている(笑) 一時期、叱らない子育てが流行っていましたが、私はそれには否定的な意見です。ダメなものはダメだし、…

教科書が読めない子どもたちとDAO

はじめまして。Kindle Unlimitedで本を多読するようになり、いろいろ感じたことを残したいなと思いブログを始めることにしました。 ご興味のある方はお付き合いいただければ幸いです。 自立分散型組織:DAO DAOは、ブロックチェーンに関する本を読んでいてた…