歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

歯科衛生士国家試験の勉強法

以前から歯科衛生士は国家試験合格率が高いと言われていますが、私が受験した頃はとっても簡単でした。今は専門学校でも3年制で、4年制の大学もありますが、私の頃は2年間でしたし、授業で習ったことを覚えていれば余裕で合格できる試験で、たしか、合格率も98%とかで同級生に落ちた子も居なかったと思います。

 

歯科衛生士国家試験の合格率

最近の合格率は96%くらいですが、私が受験した頃よりも格段に難しいです。学ぶ期間が延びて、学ばなければいけない分野も広がり、試験範囲が広くなったことも一つの要因だと思います。

 

実際、国試対策講義も頼まれてするのですが、今の学生さんは本当に大変だろうなぁと思います。

 

そんな中、私は勉強以外の内容でよく学生さんにアドバイスをしています。
どれも、多読の中から得た知識を試験勉強に応用しているだけですが、ご紹介したいと思います。

 

1.「歯科衛生士国家試験に合格した!」とノートに書く

書くだけで叶う夢ノートの応用です。書くだけで無意識が稼働してくれるので、ノーリスク・ハイリターンなところが良いですね。

 

2.何のために国家試験を受験するのか?歯科衛生士になって何をしたいのか?と自分に聞く

ビジネス本でも自己啓発本でも、理念や価値を問うことは重要だと書かれていますよね。達成して何をするのか明確にイメージすることは大事だと思います。

 

3.マインドフルネス瞑想を行う

マインドフルネスにはストレス低減、不安低減、判断力UPなど試験前にするとよい効果が盛りだくさんです。毎日5分でも良いので勉強前にYouTubeなどを参考に取り組むよう勧めています。

瞑想

 

4.手の届く目標を設定する

国家試験は範囲も広く、いざ勉強を始めようとすると途方もなく感じてテンションが下がるなんてことも多いです。今日はOHIの計算、今日は認知症高齢者の自立度を覚えるなど、手の届く目標を決めて、先を見すぎないように勧めています。

 

5.勉強したら、アウトプットをする

学習はインプットよりもアウトプットが大事だということもよく書かれています。先生になったつもりで勉強したり、勉強した範囲の問題を解いてみたり、友達に教えたり、問題を出し合ったりすると学習効果が高くなります。

 

6.ポモドーロ・テクニックを使う

ビジネス書の時短術で良く出てくるテクニックですね。25分集中して勉強、5分休憩を4クール実施して、長めの休憩を入れます。オードリー・タンも使っているテクニックです。

 

7.ポジティブになれる工夫をする

苦虫を噛むように眉間に皺を寄せて勉強しても頭には入らないですよね。推しの写真を近くに置いて勉強したり、アガるノート、ご褒美のチョコレートなど、勉強が楽しくなる工夫をするよう勧めています。

 

8.どうしてもやる気が出ない時

勉強しなきゃいけないことは分かってる。でもやる気が出ないという時は、1問だけ解いてみる、YouTubeの国試解説動画を再生してみるなど、何か少しでも手を付けてみるよう勧めます。または、自分を勉強しなければいけない環境に置くというのも効果的ですね。

 

まとめ

国家試験は年に1回しか受けられないし、就職が決まっていればプレッシャーもかかると思いますが、来年も多くの歯科衛生士仲間が誕生することを期待したいです!