歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

歴史

吉田松陰の教育法

今回は、「吉田松陰 松下村塾 人の育て方ーリーダーは教えない。」(2016年)を読みました。 吉田松陰 松下村塾 人の育て方―――リーダーは教えない。 作者:桐村晋次 あさ出版 Amazon 吉田松陰 Wikipediaには、 江戸時代後期の日本の武士(長州藩士)、思想家…

日本史を科学で読み解く

今回は、「日本史の謎は科学で解ける」(2023年)がすごく面白かったのでご紹介します。 日本史の謎は科学で解ける 作者:三澤信也 彩図社 Amazon 過去記事でも何度か出てきた通り、Dr.STONEというアニメが家族で大好きなのですが、Dr.STONEや「ポケモン空想…

孫子の兵法

今回は、「孫子の兵法―考え抜かれた「人生戦略の書」の読み方」(2017年)と「超訳 孫子の兵法 「最後に勝つ人」の絶対ルール」(2021年)を読みました。 孫子の兵法―――考え抜かれた「人生戦略の書」の読み方 (知的生きかた文庫) 作者:守屋 洋 三笠書房 Amaz…

日本の空気について

今回読んだ本は、「「空気」の研究」(2018年)です。 「空気」の研究 (文春文庫) 作者:山本 七平 文藝春秋 Amazon 本書は「二酸化炭素CO2が~」という話ではなく、日本人が時折発する「空気が許さない」といった、空気的判断についての研究です。原書は昭和…

世界統合と勢力均衡

今回は、すごい本を読みました。「世界史の構造的理解 現代の「見えない皇帝」と日本の武器」(2022年)です。 世界史の構造的理解 現代の「見えない皇帝」と日本の武器 作者:長沼 伸一郎 PHP研究所 Amazon 何がすごいって、世界史の教科書的な本かなと思って…

日航機墜落事故

今回は、「新装版 墜落遺体 ──御巣鷹山の日航機123便」(2015年)を読みました。 新装版 墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便 (講談社+α文庫) 作者:飯塚訓 講談社 Amazon 日航機墜落事故 Wikipediaを見ると、 日本航空123便墜落事故(にほんこうくう123びん…

プラザ合意とバブル崩壊

今回は、「1985年の無条件降伏~プラザ合意とバブル~」(2018年)を読んで、バブルについてそういう経緯で起きていたのかと学んだので、まとめたいと思います。 1985年の無条件降伏~プラザ合意とバブル~ (光文社新書) 作者:岡本 勉 光文社 Amazon プラザ…

東南アジアから見た日本

今回は、「日本人が誤解している東南アジア近現代史」(2020年)を読みました。 日本人が誤解している東南アジア近現代史 (扶桑社BOOKS新書) 作者:川島博之 扶桑社 Amazon 東南アジア各国の人口推移、歴史的な日本や他国との関係、食料・農業事情につい…

中東で何が起きている?

令和5年10月7日未明、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム武装組織ハマスがイスラエルへの大規模攻撃を仕掛けたことがニュースになりましたが、遠い国の話で、学生時代世界史が大の苦手だった私には全くピンと来ていません。 さすがにこれではまずい…

武士道とは

「武士道と云うは死ぬことと見つけたり」 これは、江戸時代中期に書かれた「葉隠」という書物に書かれた一節ですが、現代語訳すると「武士道とは、死ぬ事であると悟った。」となります。誤解されていることも多いようですが、武士としての生き方・死に方を説…

零戦のエース・パイロット坂井三郎

私は大の車好きで、少し前はマツダのミッション車に乗っていました。独身時代は少ない給料を貯めまくってプジョー206㏄s16(MT)を買い、休日になると一人で山へドライブに行っていたと言えば、私の車好き度がどの程度なのか伝わるでしょうか。 最近スバル車…

ローマの衰退史

以前、大英帝国の衰亡について読みましたが、今度はローマです。 ddh-book.hatenablog.com 自省録 ローマに興味を持ったきっかけは、マルクス・アウレリウスの「自省録」を以前読んで、この王様すごいなぁ~、こんな王様が納める治世はどんな治世だったのか…

大英帝国の衰亡

私は日本史、世界史が大の苦手科目でした。暗記が嫌で嫌で、年号とか人の名前とか全然覚えられなかったです。しかし、大人になると歴史って面白いなぁと思います。 とはいえ、知識があまりにもなくて「大英帝国の衰亡史」(2015年)を読んでも基本的なことから…

日本史から学ぶ

司馬遼太郎は有名な歴史作家さんですが、私は未だに読んだことがないし、大河ドラマにも興味が無いので全くわかりません。何なら、日本史は1番の苦手科目で、偏差値はいつも40ちょっとだったと思います(笑) そんな私が今回読んだのは、「「司馬遼太郎」で…