歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

超小食

以前、極小食や不食というものを学びましたが、今回はアドラー心理学で超小食:40代が健康を維持する最後のチャンス(2023年)を読みました。

 

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過去記事「世界を統べる存在」でも食糧問題について人類がもっと少食になることが解決策だと述べられていましたし、「百姓万歳」でも主人公の行き着いた先は少食でした。

 

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私もやっぱり少食に興味があるので、どのようにすれば少食になれるのか、私の理解した少食への近道を整理したいと思います。

 

 

 

まずは「自己決定論」、自分で少食になると決めることです。

そして、食べてしまっても「目的思考」をします。つまり、何のために少食を始めたのか自分に問うということですね。何度も繰り返して食べてしまう時は、自分に嘘をついている、本当は少食生活なんてしたくないということです。

 

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2.知識を増やす

 

少食の健康効果、若返り効果、超少食や断食により、免疫力が高まることなど、自分が納得できる研究を集めてみることで、少食生活に前向きに取り組むことができます。

また、近年肉食が増えたのは?→アメリカが穀物を売るため、なぜ1日3食なのか?→資本主義社会の中で物を沢山売るため、など過食が蔓延するの背景を考察してみるのも有効です。

日本では年間約2000万トンの食糧が廃棄されていることを知ることも助けになるかも知れませんし、世界中の宗教に断食があるのはなぜなのかを考えてみてもいいかも知れませんね

著者さんはチベットを旅して現地の人々や僧侶の食生活に触れ、少食に感化されていたようでした。 肉魚、鳥肉など一切食べないのにアスリート並みの筋肉質なのだそうです。他文化を知るというのも良いですね。

 

過去記事「考えるということ」でも知識を増やすというのは考えるためには重要なことでした。少食について考えるようにすると、少食についての情報にも気が付きやすくなりますよね。

 

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3.脳をだます

 

食品添加物の危険について書かれた本や動画を見て、できるだけ酷い状況を脳に焼き付けるようにすると、食品を見ただけで「うわ~」と気分が悪くなり、脳をだますことができます。本当かどうかは関係なく、信じて食欲をなくすという状態を作るのだそうです。

自主的フィルターバブルといったところでしょうか。おススメがいくつか紹介されていて、過去記事食品添加物とどう付き合うのか」で紹介した本もありました。

 

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4.見ない

 

テレビやSNSなど美味しそうな食べ物を目にしてしまうとついつい気になってしまいます。ですので、食べたくなるようなものは見ないようにするということです。もし、目に入っても絶対に凝視してはいけません。

スーパーなどで買い物する時は特に危険なので、必要なものだけ買ってさっと帰ることが大事だそうです。

分かります。私も美味しそうなものや新商品を見てしまうと、どうしても食べてみたくなります(笑)

 

 

5.よく噛む

 

噛むことで満腹神経が働きますし、唾液、消化液が出ることで消化の負担が軽減されます。その他にも、あごの強化、脳の血流増加、ストレス解消など良い効果が期待できます。

ソフトファスティングでは、玄米と発酵食を一口48回以上、箸をおいて噛むそうです。著者さんはよくガムを噛んでいるそうで、ガムの種類までは書かれていませんでしたが、ガムでも良さそうでした。

歯科衛生士としては、キシリトールのガムが良いんじゃないかなと思います。

 

 

まとめ

 

本書では最後に

それでもあなたは3食たべ続けますか?

と書かれています。

うーん、、、少食いいなと思うのですが、今はまだ実践できる気がしません。子育てでは、やっぱり朝食を食べさせることは大事だと思うし、子連れで買い物に行くと、何も見ないで目的のものだけを買うなんて神業です(笑)

言い訳しているだけのような気もしますが、子育て中は少食の良さについて、知識を増やしていこうかなと思いました。