歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

地底人

ちょっと変わった本を読んだのでご紹介します。

今回読んだ本は地底人からの遺言(2023年)です。

地底人からの遺言

地底人からの遺言

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私が小心者であったことと、時代が悪かったことが重なり、最近までこのことを誰にも言うことはありませんでした。

ということで、カミングアウトとして書かれた本のようです。実話なのか、本当に地底人がいるのかは分かりませんが、今後、地底人にお会いした時のために、地底人について理解したことを整理しておきたいと思います。

 

 

地底人は人間なのか?

 

本書によると、地底人は緑色のオーラをまとった(ちょっと不自然な格好をした)人間として著者さんの前に現れます。しかし、普通の人間にはオーラは見えず、見た目では分からないみたいです。

著者さんと話したくなった地底人は、人目につかない場所でホログラムを一瞬だけ解いて、本当の姿を見せます。それは、草食恐竜の姿でした。

 



 

地底人はいつから存在している?

 

彼ら地底人は6,500万年前に地底に潜った草食恐竜の末裔であり、独自に進化を遂げ、人類をはるかに上回る文明を築いたそうです。今では地下ではなく異空間に住んでおり、本当の身体は生命維持装置のようなもので眠っていて、パーマンコピーロボットのように意識や記憶をアンドロイドに移行して地上に来ているということでした。地上には地底人が何人も存在しているようです。

 

草食恐竜がどうやって太陽光の届かない地下で生きていけたのか?という疑問も頭をかすめますが、映画センター・オブ・ジ・アースのように、地下にも植物が育ち、酸素が充分にある空間があるのかも知れませんね。

 

 

もしかすると、私たちも知らない間に地底人にお会いしているのかも知れません。ただ、会話の内容から推察するに、人間と生活したり、働いている地底人はいない感じでした。地上に来ているのがアンドロイドならば、ホログラムを<解いて>恐竜の姿っていうのが釈然としなくて、ホログラムを<かけて>恐竜の姿を見せたの間違いでは?とも思いますが、35年以上前の記憶なので、そこはあまり考えないようにしましょう。

 

 

なぜ地上に出てきた?

 

本書によると、地底人たちは人間は助けるべき存在なのか?それとも終わらせてしまうべき存在なのか?を確定するため人間を監視しているということでした。さらに、それを決めるのは地底人たちだけでは無理で、宇宙人の意見もその決定に関与するのだそうです。

著者さんは最初に地底人に出会ってから35年間、気づかない間に地底人に観察されていたそうです。地底人たちは国のトップだけでなく、一般市民の目も通して人間を監視しているようでした。そして、基本的に人類に干渉するようなことはできないそうです。

 

ぼくの地球を守ってという漫画のようだと思いました。この漫画に出てくる木蓮たちは月から地球を観察していた宇宙人で、それぞれ別の星の出身でした。

 

 

地球人の役割

 

本書によると、人間は地球の管理人として地上に生まれたのだそうです。そして、地底人は地上に戻りたいと思っていましたが、縄文人の生き方を見て地上に戻るのを諦めたそうです。さらに、この地球が地球であり続けるためには、日本人の覚醒が必要なのだそうです。覚醒とは、同調圧力に影響されず、一人ひとりが本来の日本人の心を取り戻すということであり、日本人の女性性が強調されていました。

 

地球の管理人というのは、過去記事「人類が生まれた意味」でも全く同じことを言っていましたね。

 

ddh-book.hatenablog.com

 

また、鈴木大拙日本的霊性 完全版(2017年)を読んだ時、言葉が古くて「霊性」についてはほぼ理解できなかったのですが、やたらと平安時代ディスるのが面白くて印象に残りました。

 

 

平安時代は約400年続きましたが、平安時代貴族たちは大地と共に生きずに袖を涙で濡らしてばかり、男も女も化粧をして、和歌ばかり詠んでいて女々しいのだそうです(笑)。確かに島国で、他国が侵略して来て蹂躙されるといった恐怖も味わうことない穏やかな400年だったのかも知れません。しかし、この平安時代に日本独自の文化やひらがなが生まれた訳で、日本人の女性性というのはこの平安時代に培われたものかも知れないなと思いました。

 

 

宇宙人との関係

 

今では宇宙からやって来る方々も増え、色々と干渉したがるし、一部では交流している人間もいるのだそうですが、地底人たちが出来るだけ宇宙人に地球を干渉させないようにしているそうです。

 

「世界を統べる存在」でもイルミナティは高次元の宇宙人と交流する存在ということだったので、イルミナティが交流しているのは爬虫類型の侵略宇宙人ではなく、この本に出てくる地底人だといいなぁと思いました。

 

ddh-book.hatenablog.com

 

 

まとめ

 

地底人は我々を観察していて、特に危害を加えるつもりはないのだけれど、宇宙人たちとの総意で「排除」が適切だと判断された時には一瞬で排除されてしまうのかも知れません。

地底人にお会いした時、またはこっそり観察されていた時のために、私たち人間は自己中心的な利益優先をやめて、地球とともに生き、自然も動物も人も共存していますよ~というところを見せられる生活をしていきたいなと思いました。