今回は、「異次元 奇跡の法則 ―宇宙レベルの奇跡を叶える方法―」(2023年)を読み、なんだか私も奇跡を起こせそうな気がしてきたのでご紹介します。
著者さんはドクターで、アメリカでカイロプラクティックを学び自己探究する中、セドナでホピ族インディアンの貴重な儀式に参加後、「第三の目」と呼ばれる松果体がある脳の中心に銃で撃たれたような衝撃を受け、宇宙の叡智と繋がり高次元エネルギーを扱えるようになったそうです。
私たちが松果体を開くには、
- 脳を使わずにリラックスする
- 今この瞬間に集中する
- 今までの過去、いまここのあるがままの自分を全て受け入れ肯定する
のがポイントだそうです。
これって瞑想の時の状態だなと思いました。バカボンのパパが言っている「これでいいのだ~」は宇宙の真理だったんですね。
全ての生物は自分宇宙に生きており、一つのシャボン玉の中に一つの魂存在だけが存在している状態です。他者と交流するとこでお互いのシャボン玉宇宙が接したり、重なったりするそうです。
そして、自分の宇宙から「別のパラレルの自分宇宙のシャボン玉」を選んで移行することができます。自分がイメージできるものはすでに存在しているパラレル宇宙であり、例えば、ハワイのビーチで寝そべっている自分をイメージしたとき、その次元の自分も存在しています。
しかし、普通の人は身体を持った自分を物質ととらえ、「今、ここにしか存在できない」と錯覚しているので、変わることなく、その環境にい続けます。
多次元パラレル宇宙には、無限のシナリオの自分が存在しているので、それらの中から、最も望む自分を選べばいいということでした。 「気持ちがいいなぁ」「最高だなぁ」「自分はラッキーだなぁ」「なんて幸せな人生を歩んでいるんだろう」とその自分になりきって過ごしていると、振動数が自然と上がり、自分の望む宇宙に共鳴し、存在し続けるようになります。
「引き寄せの法則」と同じようなことを言っていますが、引き寄せられるのは地球レベルの奇跡であり、著者さんの言う宇宙レベルの奇跡はもっと壮大です。
宇宙レベルの奇跡とは、多くの人が「まさか起きるわけがないだろう」と思っていることが簡単に起きるという奇跡です。しかしそれは、本人は奇跡が起きたことに気づかないほど当たり前に感じるそうです。例えば、治療法がないと言われた骨の先天的異常が半年で改善したり、末期ガンが治ったり、不食者などがそうです。
宇宙レベルの奇跡を起こる前には小さな奇跡がたくさん起きるようになるそうで、そんな奇跡を起こせるようになるためには、
- あるがままの自分を受け入れる
- 愛と感謝によって意識エネルギーを上げる
- 奇跡を起こすミラクルDNAを起動させる
- 意識エネルギーを高めて望む未来を選ぶ
- 「愛と感謝」で奇跡を定着させる
が鍵だそうです。(詳しくは本書に書いてあります。)
そして、さらなる奇跡を生み出し続ける状態になるには、自分が幸せになり、同時に周囲も幸せになるタイプの奇跡であることが条件だということでした。「自分だけ良ければ良い」は宇宙も受け入れてくれないみたいですね。
アニータさんの末期ガンが一瞬で消えたように、魂が生まれる前から設定している奇跡もありますが、自ら望み自らの意志で高次元DNAのシナリオを書き換えて起こす奇跡というのもあるそうです。「思考は現実化する」「人生に不可能はない」ということだと思いました。