歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

「引き寄せの法則」は究極の自責思考

経営塾のようなところでは、「郵便ポストが赤いのも電信柱が高いのも社長の責任だ」と学ぶそうですが、今回、「「創造」の教科書 「引き寄せ」の教科書 最終編」(2021年)を読んで、引き寄せの法則とは究極の自責思考だなと感じたのでご紹介します。

 

 

引き寄せの法則とは

引き寄せの法則ウィキペディアで検索すると、

19世紀アメリカ合衆国で始まったキリスト教における一種の異端的宗教・霊性運動の潮流ニューソートにおけるポジティブな思考が良い経験を、ネガティブな思考が悪い経験を、人生にもたらすという信念であり、科学という視点から見れば疑似科学である

と書かれています。本書の前書にあたる「「引き寄せ」の教科書」(2020年)では、様々な望みを引き寄せてきた経験やどうすれば引き寄せることができるのかについて詳細に書いており、ベストセラーになっています。

 

 

 

魂の願いと肉体の願い

著者さん本人も書かれていますが、「「創造」の教科書」では魂のレベル(気づき)が一段階上がっていて、肉体の願いを引き寄せるという事だけでなく魂の願いについても触れられています。物質的な願いから一段階上がって魂の願い(何をするために自分はこの世に来たのか?)に気付き、それに従うようにすると、不足感から解放され、ますます豊かな現実を引き寄せていくそうです。

 

現実は心を映す鏡

思考が現実化するということは、つまり目に見えるものは全て自分の内面を反映したものだということです。息子達が部屋を散らかして汚いのは、私が「きれいにしたい」と思っているからその願いが叶った結果であり、元夫が働かなかったのも、私が「もっと頑張らなきゃいけない」と思っていたから頑張ることのできる状況を自分で創造した結果という訳です。また、自分の周りにいる大嫌いな人や困った人は「こうならないように頑張っている自分」を鏡が映し出したものなのだそうです。引き寄せの法則とは、究極の自責思考だなと思いました。

 

映画「マトリックス」の世界

現実だと思っていた世界は仮想現実だと知ることで、自由に現実を創造することができるようになった次の段階に進めるそうです。さらに、この世界が仮想現実だと心から納得し、自分は本当に存在しないということを受け入れた時、この仮想現実から脱却することになる、つまりは、ブッダ(悟った人)になるということですね。

 

ddh-book.hatenablog.com

 

まとめ

いきなりブッダになることはできないですが、「引き寄せ」はできるようになりたいですよね。江原さんも常々不幸になる三悪として自己憐憫、責任転嫁、依存心」の3つを挙げていますが、経営者になるには自責の精神が大事だと言っていますし、他人は変えられませんので、私も自責思考で物事を考えるようにしていきます!