歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

セスは語る

前回のオーラに続いて、今回もスピリチュアルです。

今回読んだ本は、1972年にアメリカで発刊されたチャネリング本の原点ともいわれる「セスは語る」(1999年)です。

 

 

口述筆記

この本は、著者のジェーンがトランス状態に入り、ジェーンの体を借りて身体を持たないスピリットのセスが口述した内容を夫のロブが速記し、タイピングしてまとめられています。口述は毎回夜に彼らの自宅で行われ、休憩を挟みながら進められます。1970年1月21日~1971年2月9日までの内容についてが掲載されていました。

トランス状態イメージ



スピリチュアル本はとかく分量が多い

スピリットとチャネリングしてと…いう部分について疑うつもりはないのですが、この手のスピリチュアル系の本はとにかくページ数が多いんですよね。理解しづらい内容でもあるし、読んでも×2読み終わらないという問題があります(以前私は「奇跡のコース」を途中で断念しました)。しかし、「セスは語る」は比較的読みやすく、興味深い内容もあったので、いくつかご紹介したいと思います。

 

思考が物質化する

1970年代に書かれた本なのですが、すでに量子力学の振動や確率振幅の話と同じような内容についても書かれていました。人が意識した瞬間に物質化することや電磁波、相対性理論といった現在の理論物理学との矛盾はあまり感じませんでした。

 

複数の多次元に存在する

セスによると、時間は存在しないそうです。また人のスピリットは複数の多次元(様々な時代)で存在することができ、過去の選択をやり直すことも可能だそうです。キリストの人格存在は3人いるそうですが、その一人は2075年までに再び現れるようです。三次元の物質世界で生きている私にはよく理解できませんでした…

 

夜明け前の運動が◎

睡眠中は皆、肉体を離れて活動したり「語り手」から学んだりしているそうです(セス自身も語り手の一人)。睡眠時間は6時間から8時間あれば十分で、連続して一度に眠らない方が良いということでした。また、夜明け前の時間帯は空気中のマイナス・イオンが増加するので運動に最適だそうです。

冬場は寒すぎて朝布団から出れなかったのですが、暖かくなってきたので、ランニングは早朝にしようと思います。

 

生命誕生の瞬間

受胎時点で胎児の肉体に入るスピリットは、両親と強い絆で結ばれており、物質的存在を強く希望し、発育が良く、個性的で感情的だそうです。モノづくり(都市や建造物)に従事し、望む形を作り上げていくタイプだそうです。一方、新生児との一体化を免れようとするスピリットは、理念や思想が物質を通してどのように現れるのかに興味があり、中肉かやせ型で哲学者や思想家になるそうです。

胎内記憶がある子どもは、前者ということですね。我が家の双子(一卵性)は胎内記憶を話してくれたことがないし、未熟児だったので発育も良くないですが、哲学者になるような感じでもないですね(笑)

 

まとめ

本書では、輪廻転生や内なる力について詳しく書かれています。私たちはただ己の知る瞬間瞬間を可能な限りいっぱいに体験するだけで良く、セスが本書を口述した目的は、自身の内側にある非物質的な「多次元的な内なる存在」に気付けるようお手伝いしたいということでした。と~っても長いですけど、興味ある方は読んでみてくださいね!