片付けは得意ですか?
私はタンスの引き出しが全て閉まっているところを見たことがないような家で育ったせいか、あまり得意ではありません。
さらに、3人の息子が足の踏み場もないほど何かしら散らかすので、掃除は日曜日の夕方にするようにしています。(土曜日の朝に掃除をしても、夕方には同じ状態になるので…涙)
散らかった部屋は注意資源を消費する
「半分、減らす。―――「1/2の心がけ」で、人生はもっと良くなる」(2021年)には、「あふれるほど物があって部屋が散らかっていると、そちらに〝注意資源〟がたくさん使われてしまう」と書かれていました。
もう、全くその通りで、掃除前の部屋ではイライラして落ち着かないし、必要なものがいつも見つからない状態でさらにイライラして、話しかけられただけでもイライラしてしまったりと、注意資源の枯渇による不機嫌を毎回発動してしまっていす。
禅僧の片づけ
本書によると、禅僧の修行では最小限の物しか持たず、坐禅修行に専念するため伽藍堂に物を置かないのだそうです。では、要らないものは捨てれば良いのかと言うと、「断捨離には、いきすぎてしまう危険性」に注意が必要です。何事もほどほどに、中道の精神が大事ということですね。
片付けの魔法
片付け界では超有名、こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」という本を随分前に読んで、服の畳み方や整理整頓の順番などは今も実践しているのですが、何故か部屋が散らかる…これは、息子達のせいにするのではなく、自分に何か原因があるのではないかと考えてみることにしました。
習慣の問題⁉
自分の行動を振り返ってみると、自宅に帰るとまず床に荷物を置いている、朝着替えたパジャマが床に落ちているということに気付きました。玄関も靴が散乱しており、靴をそろえるという習慣もありません。片付け方法の問題ではなく、日々の習慣に問題がありそうだと気付きました。
自衛隊の片づけ
以前読んだ「ますらお日記」では、自衛隊では片付けをきっちりと行うよう厳しく指導されるので、自宅でも散らからないと書かれていました。物の場所が決まっていて、「出したら仕舞う」が習慣になるそうです。
「出したら仕舞う」を習慣化
ロンドン大学で発表された研究結果によれば、人は個人的な生活習慣を変容させるのに平均「66日間」を要するのだそうです。どうりで1週間くらい頑張ってもなかなかきれいにならないはずです。息子達にも66日間、毎日厳しく言い続けたら、散らかさなくなるのでしょうか?
まとめ
一度にたくさんの習慣を変えることは難しいので、まずは家に帰ったら靴を揃えるところから、4歳の息子と一緒にやっていきたいと思います。
時間はかかりますが、ひとつずつ部屋が散らかる習慣を変えていくつもりです。