歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

目線を合わせる

先日、2~3年に一度くらいお世話になっている占い師さんのところに行ったのですが、息子たちとの関係について聞いたところ、「最近息子さんたちとしっかり目線を合わせて話をしていない。もっと話をして、息子さんをほめてください。」と言われました。

確かに目線を合わせていなかったなぁと思っていた時、「脳のバグらせ方 脳がわかれば恋は作れる」(2021年)を読んで、やっぱり目線を合わせるというのは重要なコミュニケーションだなと再確認したので、ご紹介します。

 

 

本書は、相手を好きにさせるための具体的な方法について書かれた本です。著者さんは催眠や心理技術などの本を読み漁り、コールドリーディング話術を身につけた方だそうです。

 

 

目線を合わせる

普段は自分から相手のことを一切見ないように心がける一方で、目が合った時は目を逸らさずじっと見つめるようにすると、潜在的に親近感を抱きやすくなるそうです。仲良くなる前は微笑んで1~2秒じっと見つめ、仲良くなったら至近距離でじっと見つめることで、見つめられた意味を考えてしまうということでした。

確かに、認知症の方へに用いられるユマニチュードでも、目線を捉えて笑顔で微笑むという基本技術があります。目が合うというのは、あなたのことを気にしていますよというメッセージになる一方、目を合わせないというのは、暗にあなたのことはどうでもいいと言っているものだなと思いました。

余計なとは言わず、目が合ったら笑顔で目を見つめるというのをしばらく息子に続けてみたいと思います。

 

 

ほめ方

恋愛におけるほめ方のコツは、相手の印象に残すことだそうです。相手が自身しか知らないと信じ込んでいる内容をほめた場合、「この人は私のことをよく知ってくれている」と感じ、逆に相手が思ってもいない内容をほめた場合は、「本当にそうなのかなのかな?」と考えさせ、印象に残すことができるということでした。

ほめた理由を教えない、理由づけしてほめて都合良く誘導する、ほめる直前に相手の注意を自分の言葉に向ける、その場にいない人をほめるというテクニックも子供にも応用できそうだなと思いました。

「今まで⚪︎⚪︎だと思ってたけど、6年生になって最近は△△なところもあるよね」と誘導的にほめてみたいと思います。

 

 

誤帰属させるテクニック

他にも、相手のことを決めつけて話をしたり、わざと相手からの挨拶やLINEを無視したりと、一見それで仲良くなれる?と思うようなテクニックもありましたが、全て誤帰属させるためのテクニックなのだと理解しました。つまり、相手と会わない時間にどれだけ沢山自分のことを考えさせるかが大事で、それだけ考えているってことは好きなのかな?と思わせることができるということです。また、これらのテクニックはバレた瞬間に逆効果になってしまうので注意が必要です。

 

 

まとめ

この本、20代の頃に読みたかったなぁ〜と思います。恋の駆け引きとか全然できない方なので、これを読んでいたらモテモテだったかもしれません(笑)

息子が高校生くらいになったら、しれ〜っと机の上に置いておくのも良いかもしれないですね。