私は、人の名前を覚えるのがとても苦手で、そんな私にピッタリの本を見つけたので、今回は、「「名前が出ない」がピタッとなくなる覚え方」(2016年)をご紹介します。
苗字は覚えにくい
人の名前、特に苗字というのは、意味のない文字で、感情や五感に紐づけることも難しいので覚えにくいのだそうです。
その中での工夫として書かれていたことを5つにまとめてみました。
- 顔の上に苗字を連想するイメージのイラストを貼り付ける
- 意識して何度も名前を呼ぶ、思い出す
- 下の名前の由来を聞いて、苗字と連想させる
- メモをする
- 場所や位置に結びつける
1.顔の上に苗字を連想するイメージのイラストを貼り付ける
山田さんなら山、柴田さんなら芝刈り機のように、顔の上にイメージを貼り付けることで思い出しやすくなるそうです。イラストのイメージをバカデカくしたり、派手×2な色にしたりすることでより面白くなり、より記憶に残りやすくなるそうです。
2.意識して何度も名前を呼ぶ、思い出す
繰り返すことで覚えるので、会話の中で何度も名前を呼ぶようにすると、より覚えるのだそうです。呼べない時は思い出して心の中で呼んでみたり、声に出したりしてみると良いですね。
3.下の名前の由来を聞いて、苗字と連想させる
苗字と違って、下の名前には一人ひとり名付けエピソードがあるので、それを聞いて、感動したり、驚いたりすることで、感情を伴った記憶として苗字と関連させて覚えてしまおうということです。
4.メモをする
これは、みんなしていることではないでしょうか。名刺に会った日付やイベント等の名前を書いておきます。会う前だけでなく、度々見返すと覚えそうですね。
5.場所や位置に結びつける
人間の記憶は場所や位置をよく覚えているんだそうです。危険な場所や美味しい果物のなる場所はちゃんと覚えている必要がありますよね。自分の右に座った人が田中さんというように、場所や位置にイメージイラストを貼って覚えると覚えやすいそうです。
まとめ
イメージ画像を面白おかしく脳内加工して貼り付けるというのは、とても良いなと思いましたが、もし、その人の顔を見てプッと笑ってしまったら…めちゃくちゃ気まずいですね(笑)
感情に働きかけるのはとても効果的ですが、やりすぎないようにしないといけないなと思いました。