今回は、「人生は、思い通りになる!豊かさを引き寄せる簡単な法則」(2015年)を読んで、豊かさ意識を身につけていきたいなと思ったので、ご紹介します。
本書の著者さんは、「引き寄せの法則」に関する本を複数書かれ、個人コーチングもされている方のようです。
※コーチングとは、クライアントの気づきを促す関わりなので、引き寄せの「指導」をされていることをコーチングと呼ぶのには個人的に違和感を感じました。
引き寄せの法則については過去にも学びましたが、思考が大事だということを改めて思い出しました。
本書は引き寄せの法則には「豊かさ意識」が必要で、どのようにすれば「豊かさ意識」をレベルアップしていくことができるのかについて説明されています。
「豊かさ意識」とは、豊かな生活に関するセルフイメージのことであり、例えば、飛行機に乗る時自分に相応しいのは格安エコノミーなのか、ビジネスクラスなのか、ファーストクラスなのかということです。引き寄せの法則を使っても、自分の豊かさ意識が格安エコノミーであれば、格安エコノミーまでしか引き寄せることはできません。
「豊かで幸せで、人生を思いっきり楽しんでいる姿」をイメージできるようになるには、豊かさ意識を高めることが大事だとということです。
では、どのようにして豊かさ意識を高めるのかというと、背伸びしたお金の使い方をしてみると良いのだそうです。これは、「職業、お金持ち。」(2021年)にも同様の教えが書かれていました。
自分の心がときめくモノや経験にお金を使うようにして、お金を大好きになって、大切に扱うことが大事だそうです。お金はただの交換券であり、何も悪いことはしていませんよね。
そうそう、「お金はありがとう」でした。
お金で苦労した人は深層心理でお金を嫌ってしまっていることがあるそうです。自分のお金に対する信念は確認しておきたいです。
また、高級なお店や高級ホテルに何度も行って高級な場所に慣れることも豊かさ意識を上げる助けになるそうですよ。
そして、自分自身を大切な人として扱うことも大事だということでした。本当に自分が求めていることは何なのかを意識して、自分が喜ぶことをするようにします。例えば、カップ麺で食事を済ませしまうのではなくちゃんと料理して食べるとか、よく噛んで味わって食べるなど、自分が嬉しい方、楽しい方を選ぶということです。
これは、こんまりさんの「片づけの魔法」と近い考え方だなと思いました。自分がときめくものに囲まれる生活は、そこにかかった金額とは関係なく、豊かな生活と言えますよね。
私の豊かさ意識はエコノミーだよなぁと思います。それに、お金をやたらと使ってしまえば無くなって、生活が困る!という考えも捨てきれません。そこがダメなんでしょうね〜
しかし、”安物買いの銭失い”は結局無駄なので、”金は天下の回りもの”だと思って、自分に相応しいと思うちょっと良いもの、自分の心がときめくものに今後はお金をかけていきたいなと思いました。