歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

自分らしく生きる

今回は、わたしたちは、いつだって好きなことをして生きていける。(2019年)を読みました。

 

 

著者さんは3つ子ちゃんのママだそうですが、本当に肩の力が抜けるような内容で、自分らしく生きるヒントがたくさん書かれていたので、私自身の学びになったところをご紹介したいと思います。

 

 

利用される人になる

 

知り合いに利用されるということは、自分に「会いたい」と言ってくれる人がたくさんいるということであり、自分に価値があるということだそうです。素敵な女性になればなるほど、利用される女になるということは、利用されるのはむしろ喜ばしいことじゃないかと気づきました。

 

 

勝手に幸せな妄想をする

 

人と会う時、嫌われることを怖がるのではなく、「わたしのことが好きなのかな?」「わたしに会えることを喜んでいるんだ」と妄想することで、人間関係が楽しいものに変わります。

妄想は自由だし、誰にも知られる訳ではないですよね。私も人と会うのが苦手なので、人と会う時はこういうポジティブな思い込みをしたいなと思いました。

 

 

計算高い行動をする

 

計算高いと言うと、何だか嫌なイメージがありますが、人から教えてもらったことはやってみて、お礼と一緒にやってみたことを伝える、感謝をどうやったら楽してもらえるか(落ちてくるのか)を計算高く行うということです。本人のいないところで褒めたり、お礼のお手紙を書いたりと、相手を喜ばせるようなことは、計算高く、積極的にしよということだと理解しました。

 

 

嫌いなものにも目を向ける

 

著者さんは好きなものにフォーカスして生きていた頃、そこまで幸せではないことに気づいたのだそうです。物事は陰と陽。嫌いなものに目を向けることで好きなものが引き立ち、より幸せを実感できるということが分かりました。絶対に見返してやるというネガティブな気持ち(ブラックエンジン)も使い方次第ですね。

そういえば、私の大好きなアニータさんも、自身に沸きあがる感情を味わい尽くせと言っていました。

 

ddh-book.hatenablog.com

 

自分のネガティブな面まで受け入れて活用してこそ、自分らしく生きれるのだと思います。

 

 

迷ったときは「楽しそうなほう」を選ぶ

 

これは、私もいつもそうしています。「ねばならない」は大嫌いです。

どちらをすべきか迷う時は「楽しそうなほう」を選ぶ、人から食事に誘われた時は、同性であれば一緒に過ごすと楽しそうかどうか、異性であればお金を出してでも話を聞きたいかどうかで返事をする。子どもとのお出かけでも、自分が楽しめる場所にする。

自分自身の選択基準をしっかりと持って、必要があれば断りの言葉まで決めておくと、とても生きやすくなるよねと納得しました。

 

 

見栄のためでないのなら、お金を使ってOK

 

お金の哲学については、過去記事「豊かさ意識」でも触れましたが、背伸びしたお金を使う時、自分の見栄のためにお金を使うと、お金は無くなってしまうそうです。

 

ddh-book.hatenablog.com

 

「お金をたくさん使ったらたくさん入ってくる」時というのは、お金を使う時に、「欲しかったものが手に入って嬉しい!」、「お金を使うと誰かが喜ぶ」、「お金を使うことはいいことだ」と感じられるかが大事だということでした。

まさしく、「お金はありがとう」ですね。繰り返し繰り返し自分にも言い聞かせて、完全に自分の無意識に定着させたいです。

 

 

がんばります→必ずします

 

また、「がんばります」と言うのをやめるとお金が貯まるのだそうです。自分が「がんばります」と言った時って、本当の言葉の意味は、「いつになるか分からないけど、きっとしますよ。あはは~」なのではないですか、ということです。

著者さんは、感情のこもっていない言葉を使う必要はないと思い、封印されたそうです。そして、「がんばります」ではなく「必ずします」と言うようにしたところ、「責任感」が芽生え、仕事を期日までに完遂し、人から信頼されるようになり、預金残高が増えたということでした。

言霊と言いますが、言葉には力が宿りますよね。私も過去記事「スモールビジネス」で「頑張ります」を使っていたなと反省しました。

 

ddh-book.hatenablog.com

 

これからは、私も「必ずします」を使っていきます。

 

 

まとめ

 

双子の子育てだけでも本当に大変なのに、3つ子を育てるなんて想像を絶する大変さではないかと思います。腕は2本しかありませんから、2人までは捕まえられても、もう一人は取り押さえることもできないですよね。私自身も子育てを通して成長したなと思うところが沢山ありますが、本書を読んでいても様々な失敗や苦労を通して学んでこられた方なんだなということが良く分かりました。

本書を読んで、自分のネガティブな面にも目を向けて良いんだ、自分らしく生きていいんだということを学びました。