歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

スモールビジネス

今回は、スモールビジネスの教科書(2022年)とスモールビジネス起業の教科書_D2C物販編:企業アイディアから集客を成功させるズルいマーケティング戦略まで(2023年)を読みました。

 

 

 

似たようなタイトルの本ですが、中身は全然違いました。2冊を読んでみて、スモールビジネスを起業するための大事なポイントかなと思ったところをまとめてみたいと思います。

 

 

上手くいっている方法を真似する

 

儲かっている会社の情報を調べ、なぜ儲かっているのかを発見し、儲かる手法を真似しましょうということでした。もちろん、失敗から学ぶことも多いのですが、既に分かっている失敗事例を知り、成功している方法を用いて失敗を避けることもスモールビジネスを成功させる上で大事なことなのだと分かりました。

ベンチャー企業と違い、スモールビジネスでは、危険をできるだけ避けながら柔軟にニッチな市場にアプローチしていくことが大事だということです。

 

 

バーニングニーズを見つける

 

バーニングニーズとは、「細かいことはいいから、これさえできれば他は良い」というニーズの王様のことを言います。「何がなんでもこの日、この都市に泊まりたい」や「異性と出会いたい」といった欲望がその例です。

今売れているサービスの原点を辿ることで普遍的な人間の強いバーニングニーズを見つけることができるそうです。また、スモールビジネスにおいては、対象を絞り、顧客の立場に立って物事を考える(憑依する)ことでバーニングニーズにアプローチしやすくなります。

私も自分のバーニングニーズを満たすものにはいくらでもお金を出すと思います。対象のバーニングニーズを見極め、そして、そのニーズを満たすサービスであることを顧客にしっかりと伝えることができれば、間違いなく成功するよねと思いました。

 

 

チャンスに気付く

 

また、スモールビジネスのアイディアは身近に転がっているということも学びました。8歳の時に自分で調合したソースが美味しかったから販売しようと思ったり、自分の結婚式でドレスを調達するのが大変だったから中国風ドレスを売ろうと思ったり、特別なスキルがなくてもチャンスに気付くことでスモールビジネスを成功させた事例を知りました。

人は自分の見たいものを見ていると言われます。脳は無意識に自分に不必要な情報をカットしてしまうため、「チャンスに気付く」ためには自分はどうなりたいのか(将来の夢)や自分はどうすればいいのか(自分への問い)を脳にインプットしておくことが重要なのではないかと思いました。

 

 

行動する

 

そして、「実現のための行動する」ことをしなければ、誰もチャンスをつかむことはできません。スモールビジネスにおいては、いきなり大きな賭けに出るのではなく、小さく試してみることが重要であると分かりました。ソースの例では自宅でポップアップレストランを作り、毎週金曜日の夜にチキンウィングを販売してみて需要を確認しました。小さく始めて、需要があると分かった分野に投資するという手法がスモールビジネスにおいては王道と言えそうです。

今はホームページも簡単に作れますし、広告費もSNSを使えばかなり抑えられます。以前読んだ新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方(2017年)もとても参考になるなと思いました。

 

 

 

まとめ

 

スモールビジネス、是非やってみたいですね!特に私は「歯科衛生士を幸せにしたい」「キラキラ輝く歯科衛生士を沢山増やしたい」と常日頃から考えているので、歯科医院や歯科衛生士のバーニングニーズ、見つけていきたいです。頑張ります!