最近、「ものの見方が変わる 座右の寓話」(2022年)を寝る前の読み聞かせで読んでいます。先日読んだのは「倒れるまで」という話で、「もっと、もっと」を戒める内容でした。まだ子どもだからでしょうか、息子達は「あれも欲しい」「これも欲しい」と物欲にまみれていて、もっと感謝の気持ちを持ってくれたらいいのにといつも残念な気持ちになります。
感謝の習慣
今回は、「GRATITUDE (グラティチュード) 毎日を好転させる感謝の習慣」(2022年)に欠乏意識と豊かさ意識について書かれていましたのでご紹介します。無いものを探すのではなく、今手にしているものに目を向けて、感謝することが豊かさ意識に繋がります。また、欠乏意識は経済状態とは必ずしも関係がないため、「足るを知る」ということも大事になります。
欠乏意識の7つの特徴
本書に書かれている欠乏意識の特徴は、以下の7つです。
①小さく考えがちになる
②ないものに意識を向けてしまう
③悲観的な人生観に陥りやすい
④変化を恐れがちになる
⑤ささいなことで取り乱しやすい
⑥保守的になって成長を拒んでしまう
⑦ネガティブな感情に振り回されやすい
欠乏意識にさいなまれると、「自分なんて…」「どうせできない」「能力が足りない」「不幸だ」と思い込み、常にネガティブ思考に陥るそうです。
豊かさ意識
一方、感謝の心を持つようにすると、ポジティブ思考が連鎖反応を起こし、欠乏意識の7項目は以下のように変化するそうです。
①大きな夢を持つことを恐れない(頑張れば、どんな夢でも叶うと確信する)
②人生の喜びに気付く(友人の存在、朝1日が始まることなど)
③人生に対して楽観的になる(ネガティブな経験から学び成長する)
④変化を歓迎し、その恩恵に思いをはせることができる
⑤冷静に物事を処理し、計画を立てて対処する
⑥たえず知識と知恵と成長を求める(スキルを伸ばして成果をあげる)
⑦ネガティブ感情に振り回されず、悪いパターンからすぐに抜け出すことができる
感謝の心
過去記事でも書きましたが、私は1日3つ、寝る前にありがとうを心の中で言うようにしています。
本書を読むと、それではまだまだ足りなくて、朝目覚めたこと、健康であること、家族がいること、食べ物が食べられること、雨露をしのげる家があることなど、もっともっとすべての物事に対して、常に感謝することを習慣にする必要があるそうです。私はまだまだ未熟だったと反省しました(汗)
まとめ
感謝しなきゃいけないと考えて感謝するのではなく、心から感謝して、満ち足りた気持ち(豊かさ意識)で生活していけたら素敵だなと思います。まずは、夜の「ありがとう」を1日5つに増やして、息子達とも一緒にできたらやりたいですね。また、日常のありがたいことに気付けるよう、常にアンテナを伸ばしてこれからの毎日を送ろうと思いました。