今回は、「本当にスゴイ! 思い込みを変える魔法」(2017年)を読みました。
本書は引き寄せや思考は現実化するという話の本です。ちょっと古い本というのもあって、特に新しい知識があったわけではないのですが、実験してみよう、愛のある方を選ぼうという考え方が好きだなと思って、自分の人生で取り入れていきたいと思ったので、整理して書いておこうと思います。
著者さんもナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」に影響を受けたようです。
「思考が先・現実は後」ということで、自分の望む未来にふさわしい思考を選んでみようという実験を勧めています。そして、著者さん自身も、人生をかけて実験しているということでした。
ポジティブにならなきゃいけないという考え方では、ポジティブではない自分を引き寄せてしまいますが、ポジティブになった時の自分にふさわしい思考って何だろう?今日はこっちを選んでみようという実験はすごく楽しいやり方ではないかなと思いました。
「自分の人生には愛のあることしか起こらない」と決めてしまうというのも好きな考え方だなと思いました。ニュースを見ると、世間では誰かが裏切ったとか、騙されたというような話ばかりで、自分の周りもそんな世界が広がっているのかと思ってしまいますよね。でも、「思考は現実化」するので、「自分の人生には愛のあることしか起こらない」そう決めてしまうと、本当に愛のあることしか起こらなくなるというのが、とても腹落ちしました。
私も、そっちの世界を選んで生きていきたいです。
- 好きな人ができた ⇨ 自分が好かれるはずがない
- やりたいことがある ⇨ きっとまた失敗するよ
- 新しいことがしたい ⇨ 世の中そんなに甘くないよ
という心の声が聞こえてきたら、それは呪いの言葉です。これでは幸せになんてなれませんよね。

本書では、あなたは自分の人生の脚本家なのだから、自分で自分を否定するクセを直して、「私はもっと幸せになっていい」「今まで頑張ってきたのだからご褒美を受け取っていい」と思考を上書きしていくことが呪いを解く方法だと述べられています。
私が幸せになることで、喜ぶ人はいたとしても、困る人はいないはずです。親の影響か、周囲の人の影響か、何年も、もしかすると何十年も自分に呪いの言葉をかけ続けてきているので、そう簡単に思考は変わらないかも知れません。でも、自分に毎日かける言葉は自分で選べるので、自分が喜ぶ言葉をかけてあげたい、そんな実験をしてみてもいいんじゃないかなと思いました。
ルイーズ・ヘイ流ではアファメーション、中村天風流では、鏡に映る自分を見て「お前は○○になる!」でしょうか。
「はじめての利他学 NHK出版 学びのきほん」(2022年)では、「利他」というのは、「自分ではなく、他者のためにおこなうこと」ではなく、「他者を愛するように、自分を愛し、信じることが大切なのです。」と書かれています。
私もこれには完全に同意します。自他共に等しく尊い存在でなければ、つまり自分も大事にして他者を大事にするという姿勢がなければ、本当の利他にはならないですよね。自分を蔑ろにして尽くすのは、利他ではないということです。
まずは自分を愛して、認めてあげる、それはつまり本書で言う呪いを解くということなのかなと思います。そして、なかなか実行できない人でも、実験してみようという考え方は最初の一歩を踏み出しやすくて、すごくいいアドバイスだなと思いました。

