このブログでも、人の「感情」や「認知」について何度も取り上げてきました。感情は、経験からできた認知で歪められる一方で、認知を自分でコントロールすることもできます。
また、理詰めで論理的な言葉よりも、その人の人生経験(ストーリー)や感情を含んだスピーチの方が人を動かす力があると言われています。
組織においても、職員の感情を無視すればマイナス感情から離職へとつながり、優秀な若手ほど去っていきます。
私の野望
私は歯科衛生士が大好きで、日本中の歯科衛生士を幸せにしたいという野望があります。臨床で働く歯科衛生士が幸せに仕事を続けるためには、感情をもっとコントロールできるようサポートする必要があるといつも感じていました。
心のマネジメント能力
「能力を磨く: AI時代に活躍する人材「3つの能力」」(2019年)には、今後のAI時代に備えて必要になる能力の伸ばし方について書かれています。その中にあった「心のマネジメント」が、正に私が歯科衛生士に必要だと思っていた内容だったのでご紹介します。
心のマネジメントには以下の3つがあるそうです。
1.「共感協働のマネジメント」
部下やメンバーが、自発性や創造力、協調性や共感力を遺憾なく発揮し、互いに協力し合って優れた仕事を成し遂げられるようにすること
2.「働き甲斐のマネジメント」
部下やメンバーが、仕事に意味と意義を見出し、働き甲斐や生き甲斐を感じられるようにすること
3.「成長支援のマネジメント」
部下やメンバーの不満や不安、迷いや悩みに真摯に耳を傾け、その不満や不安、迷いや悩みを契機として、部下やメンバーが人間的に成長していくことを支えること
心のマネジメントを行うための技法
そして、これらのマネジメントを行うには、カウンセリング技法やコーチング技法を用いるそうです。アンガーマネジメントやマインドフルネス、哲学、潜在意識の顕在化なんかも役に立ちそうですね。
まとめ
これらは、AIには代替されない能力ということなので、もっともっと学んで、磨いていきたいなと思いました。歯科衛生士を元気に、幸せにするお手伝いをして、ありがとうをたくさんもらえるような人になりたいです!