歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

40歳の壁

今回読んだのは「40歳の壁」をスルッと超える人生戦略(2022年)です。

 

 

 

 

40歳の壁

 

著者さんは40歳の壁にぶち当たり、フルタイムの仕事を辞めて独立された方です。私と同じ女性で、お子さんが2人いるということで、その苦悩、苦しみにはとても共感できました。

「職業人生が80歳まであるとしたら、残り40年をどう働きたいのか?」という働き方について考えなければいけない時期と、「小1の壁」が重なり、色々と考えた末に独立を決意したということでした。

 

 

子育ての後悔

 

私は今小学校6年生になる双子と年中さんを育てているのですが、著者さんと同じように家に帰るのは19時、21時には寝かせて5時半に起きる、その間に食事、洗濯など家電を利用して家事を詰め込むという生活を続けています。

これまでがむしゃらに走り抜けて来ましたが、長男、次男に十分時間を作って関わってあげられなかったというのはすごく後悔しています。低学年の時にもっとひらがなを一緒に練習すればよかった、宿題を一緒にすれば良かった、話す時間を沢山作ればよかったなどなど。私も40歳(±5歳)の壁にぶち当たって、今すごく悩んでいます。

 

 

幸せな人生に必要な3つの要素

 

著者さんは、幸せな人生には次の3つの要素が必要だと気付いたそうです。

① お金(収入・資産)

② つながり(家族・友人・知人)

③ 健康(体力・認知力)

そして、生涯現役で働ける仕事をすることが「40歳の壁」を乗り越えるために必要だということでした。これは、仕事に合わせて人生を変えるのではなく、人生に合わせて仕事をデザインするということです。

私も定年まで働こうとしたらあと20年あります。「20年今の仕事を続けるか?」と自分に聞くと、「NO!!」という返事が返ってきました。

 

 

自分業を見つける

 

本書では、自分の「好き」を分解して、自分業の種を見つけ、小さな行動を繰り返して、当たるところ(継続でき、ストックでき、市場がある)を見つけていくことを勧めています。

確かに、好きなことでないと続けられないですよね。私は、成功者の本を色々読んで、好きなことでかつ、社会(誰か)の役に立つ仕事をするのが良いのではないかなと思っています。また、好きなことしかしないのではなく、少し背伸びした仕事でも目の前の仕事に一生懸命取り組むことが大事だと学んできました。

私も自分業を模索していく時期なのかもしれません。

 

 

まとめ

 

私も直面している「40歳の壁」ですが、覚悟と決断が必要なので、だれしもスルッとはいかないのではないかなと思いました。過去記事保険は不安産業で書いたように、100歳まで生きると想定した人生プランが必要だなと思います。

 

ddh-book.hatenablog.com

 

私も、40歳の壁から逃げるのではなく、壁と向き合って考えて行こうと思いました。