歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

災害対策していますか?

南海トラフ地震が今後30年以内に発生する確率は70~80%とも言われていますが、皆さんはどんな災害対策をされていますか?

 

私は、息子3人と生き延びるべく、数年前よりキャンプ道具を徐々に買い揃えています。しかも「生き抜く」がテーマなので、保存食だけでなく、小枝を燃やしてお湯を沸かすケリーケトル(下図)とか、大容量充電器、ソーラーパネル、トランシーバーなどライフラインが止まっても何とかなりそうな道具を中心に。用心深い方でしょうか(笑)

 

 

日本は災害の多い地域ということで、今回は地震と火山噴火について読んだ本についてご紹介したいと思います。

 

火山噴火

まず、火山については、「火山噴火 予知と減災を考える」(2006年)を読みました。

 

 

噴火予知は日本はトップクラスで、予知の精度もかなり高いそうです。日本にある活火山には様々な計測器が取り付けられていて、ホームドクター的な研究者が常にチェックしているそうです。何らかの異常を察知すると新しい計器が取り付けられて人間ドックのようにチェックが入り、噴火の兆候があれば即自治体とも連携できる流れができているのだそうです。

ノーマークの火山は別として、火山噴火については比較的安心して良さそうです。

 

地震予測

「巨大地震はなぜ連鎖するのか 活断層と日本列島」(2016年)によると、地震についても日本はトップクラスで、日本中に様々なセンサーが取り付けられており、地面のエコー検査で地盤の様子も分かるようになってきているそうです。GPSで地面が数センチ移動したとか、24時間監視しているそうで、研究が進んでいることが分かりました。しかし、地震発生を完全に予測できるようになるのは、まだ先なのかもしれません。

 

 

本書にはプレートの移動や日本列島がどのようにしてできたのか詳しく書かれており、そのでき方から丘や山には断層が走っていると考えて良いようです。

 

私の住む西日本地域は、地震の活動期に入っているそうで、南海トラフ巨大地震が発生するまで、熊本地震のような内陸の地震が発生するそうです。まだまだ油断できないですね。

 

地震対策

「大避難 何が生死を分けるのか スーパー台風から南海トラフ地震まで」(2017年)を読むと、Youtube動画でも見たことがありますが、地震は予測が困難であることに加えて、「リードタイム(災害が発生するまでの時間)」がとても短いことで事前の対策が大事だということが分かります。我が家は津波の心配は無い地域なので、家屋や家財に押しつぶされる危険と同時多発火災が問題だと痛感しました。

 

 


また、地震はいつ何時発生するか分からないので、もし職場で大地震が起きた場合には、建物からの脱出経路やどのように帰宅するのかも考えないといけません。もちろん車は使えません。

 

さらに、南海トラフの想定地域には大規模な工場も多く、発生後には物流が止まり、長期間物資や燃料が手に入らなくなることも想定しないといけないと思いました。
トイレットペーパーやラップなどの消耗品はいつも多めに買い置きしているのですが、スペースの許す限り、もっと置いていてもいいのかもしれません。

 

まとめ

冬場には寒さ対策、夏場では暑さ対策、飲み水やお風呂などの水の確保も必要になります。薬やメガネ、コンタクトレンズも予備を置いておく必要があるなと思いました。

 

備えあれば憂いなしなので、家でも職場でも、しっかりと準備をしておきたいですね!