歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

YouTuberはあきらめない

今回は、YouTube大全 6ヶ月でチャンネル登録者数を10万人にする方法(2023年)を読みました。

 

動画を作るのも好きなので、YouTuberちょっと興味あります。

 

 

YouTubeが求める動画

 

YouTubeアルゴリズムでは、「平均視聴率」×「再生数」×「動画の長さ」で評価されるのだそうです。また、チャンネル内を周回したり、他のチャンネルや関連動画を行き来する、コメント欄でコミュニケーションが活発に行われているというのも評価が高まると言うことでした。

逆に、サムネイルと動画の中身が関連なかったり、投稿が止まってるチャンネルなどは評価が下がります。

 

YouTuberというのはYouTubeの基本仕様については熟知していないといけないんだと分かりました。

 

 

登録者数が多ければ良いという訳ではない

 

チャンネル登録者が10万人を達成するとシルバー、100万人でゴールドの盾が届くというのは見たことがありますが、登録者数が多ければ人気のチャンネルという訳ではないそうです。



登録者数に比べて再生回数少ない、例えば、登録者数100万人のチャンネルの動画再生率が70%以上、つまり毎回70万回以上再生されていれば、勢いがあるチャンネルと言えますが、10%しかないならもうオワコンです。1000人のチャンネルの動画が100万回再生していたら、それは間違いなくバズっている大ヒット動画なので、真似したり参考にしたりしましょうということでした。

 

アナリティクスの数字をいつもチェックして、分析することが大事なんですね。

 

 

バズワードを検索する

 

また、バズっている動画のキーワードやvidIQで調べたタグ、Googleトレンドなどを使ってキーワードを100個集めると、バズる動画を作るヒントになるそうです。同じ分野のチャンネル、同じ視聴者層のいるチャンネルなど常にキーワードを集め、トレンドに乗り遅れないようにします。

動画のネタに困ったときはキーワードを掛け合わせることで新しいアイディアが生まれるかもしれません。

 

バズワードを集めるのは日常の習慣にしてしまう必要があるようです。

 

 

毎日投稿する

 

一番最初に用意しなければいけないのは、自己紹介動画です。投稿動画のリンクに貼ることで、YouTubeからの評価が高まるのだそうです。そして、半年で登録者数を増やしたいのなら、毎日の投稿か2日に1回投稿が必要ということでした。

噂には聞いたことがありましたが、毎日投稿するとなると始める時にはストックもある程度必要だし、継続して続けるためのネタを持っておくのは大変なことだなと思いました。

 

また、最初の30本は色々やってみて、バズった動画からの横展開で登録者数を増やしていくと良いのだそうです。逆に、30本色々やってみて、全くバズらないのなら、諦めた方が…というのもシビアですね。

 

 

とにかくあきらめない

 

本書には具体的に登録者数を増やす方法がてんこ盛りだったのですが、結局のところ「あきらめない」ことが一番なのかなと思いました。PDCAサイクルを回して、バズっている動画を分析して、トレンドをリサーチして、戦略を立てて質の良い動画を作る。本当に並々ならぬ努力が必要で、色々やってみて、いけるところを見極めて注力するというのは、起業と全く一緒だなと思いました。

 

まとめ

 

子どもの将来なりたい職業の上位にユーチューバーがありますが、YouTubeだけで収益を得るのではなく、ビジネスに使っていくというのが流れなのかなと思いました。本書の後半には海外展開について書いてあり、翻訳や字幕も簡単になっているので、ますます厳しい競争になっていくのかも知れません。ユーチューバーになるには、自分はプロとして絶対にやり抜くという覚悟が必要ですね。