歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

全ては陰と陽

今回は、「胡散臭くてワクワクする 量子もつれの解き方:ヒモを解くほどに人生はトントン拍子」(2023年)という本を読みました。

 

 

 

量子の不思議な動きについては、過去記事でも学んできましたが、スピリチュアル界隈では自分の体を量子に分解して再構成できる人(「5度の臨死体験でわかったあの世の秘密」(2016年))や量子のもつれ(もつれるのか?)を解ける人がいるものです。
ぺにょはスピリチュアル系の本を読むのも大好きなので、すごいなぁ、本当かなぁと、どれも楽しく読ませていただいています。

 

 

今回は「すべては陰と陽」という話に共感し、色々と考えたのでご紹介します。

 

 

プラスが善でマイナスが悪ではない

プラスの出来事にはプラスの特徴が、マイナスの出来事にはマイナスの特徴があるだけで、ただの対比であり、片方が消滅するならば、同時にもう片方も消滅すると述べられています。辛い経験があるから、幸せな経験がより輝く、と考えれば、全ての人やモノ、出来事に感謝できると思いました。

過去記事「人類が生まれた意味」でも、膨大な意識のひずみから宇宙が生まれたということでしたが、宇宙が誕生しなければ陰も陽も経験できなかったということです。

 

ddh-book.hatenablog.com

 

つまり、私たちの魂は陰と陽を経験しに肉体を持ってこの世に来たという訳で、辛い経験や悲しい経験も必然だったし、この経験があるから幸せを味わえるということになりますね。

 

 

心の状態をゼロポイントにする

本書では、精神の状態を瞑想によりゼロポイントフィールドにキープするよう勧めます。振り子のように大きく精神を揺らすのではなく、陰でもあり陽でもある状態(量子状態)にすることで、善と悪の繰り返しが減ってくるということでした。

確かに、躁鬱のような激しく精神の振り子が触れる状態は良いとは言えませんし、マインドフルネスには不安を低減する効果がありますね。

 

私は、以前読んだ「ふしぎな村の村長の教え:やりたい事が見つからず悩んでいるあなたに読んでほしい! 引き寄せの法則の本当の使い方 本来の自分の願望を見つけ欲しい現実を作り出す方法」(2020年)にも書かれていたように、陰陽ゼロの地点ではなく、ちょっとだけ陽のところでキープするのが良いのではないかと思っています。これなら反動も来ないだろうし、常にちょっとハッピーな気分でワクワクする方が毎日楽しく生きられそうなので好きですね。

 

 

何事もとらえかた次第

履歴書を書く際、自分の長所のところで何を書いたらいいか悩みますが、短所をリフレーミングすることで上手く書けますよね。「最強メンタルをつくる前頭葉レーニング」(2020年)ではコロナ禍を反映して、パンデミックを「不幸だ」と捉えれるのではなく、「人生を見直すきっかけだ」と解釈すること、世界を色々な角度から眺めてみることを勧めています。

 

 

 

人生には陰もあるし陽もあるけど、どう解釈するのかは自分次第なので、好きなように解釈させていただきましょう。

 

 

まとめ

緩和ケアにおけるグリーフケア(遺族ケア)では、「悲嘆」にしっかりと向き合う事が大事だと言われます。悲しみから目をそらさず、しっかりと味わい、感情を思い切り吐き出すことで、大切な人を失った悲しみから癒えていくのだそうです。

人生には陰と陽がある、それを知っていてもやっぱり大切な人の死は辛いだろうと思います。自分が陰の状態に陥ったときには、このブログを読み返して瞑想し、自分の感情をしっかり味わい尽くそうと思います。