今回は、「言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える」(2022年)を読みました。
著者さんは精神科医で、YouTubeで4,000件近くのお悩み相談動画をアップされているそうで、悩み相談のプロです。本書を読んで、悩むときはどうすればいいかという対処法を学んだので、まとめたいと思います。

悩んでいる人には、以下のような特徴があるそうです。
①ネガティブ感情に支配されている
②対処法がわからない
③思考停止
つまり、これらを回避することを意識すれば、悩みが解消していくということです。
悩みはあなたを大きく成長させる絶好のチャンスです。
「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」と言ったのはチャールズ・チャップリンなのだそうですが、本書を読めば、どんな悩みが目の前に立ちはだかっても、乗り越えていけそうな気がします。
不安、緊張、脳疲労によって、ワーキングメモリは減るのです。
悩みんでいる時って、他のことが考えられなくなりますが、頭が働かない、脳にモヤがかかっているような状態なのだそうです。「停滞・停止」は、脳の作業領域が極めて狭いことが理由の1つで、「堂々巡り」をしている時は脳疲労状態だなと気づけると、悩みの解消に一歩踏み出せるということでした。

この堂々巡りの解消法としては、「言語化すること」だそうで、書く、話すことで、脳の負担が軽くなり、冷静に考えることができるようになります。
そして、話す際には「悪口」「ネガティブ体験の反復」「自己卑下」は避けてください。10回以上アウトプットされた「強烈な記憶」は、そう簡単に忘れることはありませんし、そう簡単に書き換えることもできなくなるそうです。悩みを言語化するときは、「弱音を吐く」「本音を吐く」ことで、サッと流してしまいましょう。
また、「心配事がある」だけでなく、「仕事が忙しい」「睡眠がとれない」などの状態が続けば、誰でも脳疲労に陥ります。米国ペンシルベニア大学の研究では、「睡眠時間6時間を2週間続けると、集中力は低下し、『徹夜明け』と同じパフォーマンスになる」ことが分かったそうで、普段の睡眠時間が6時間を切っている人は、毎日、徹夜明けで仕事をしているのと同じなのだそうです。たしかに、眠れない状態が続くとメンタルを病みますよね。学習塾で、受験前は12時までに寝て朝6時に起きるよう指導しているという話を聞きましたが、絶対ダメですねw
そして、ちゃんと眠るためには朝にセロトニンを出すことが大事で、脳疲労にも朝散歩が良いそうです。私も眠れないからランニングを始めた人間なので、この効果はよくわかります。
「過去と他人は変えられない」これは、私の座右の銘でもあります。自分がどうにか変わるしかないけれど、何をすればいいのか頭が回らない。脳疲労になると、脳のリソースがなくなり、考えられなくなってしまいます。著者さんは、ネットでも本でもYouTubeでも、調べれば解決するのにと書いていますが、脳が疲労しているので、見ても理解できないんですよね…←経験者語るw
私も様々な辛い経験を経て、レジリエンスが強化されたようで、病むほど悩むこともほとんどなくなりました。辛い経験には人を成長させるという一面もあります。
今、「堂々巡り」に陥って辛くて苦しいという方は、まず朝から散歩に行って、8時間くらいぐっすり寝た後に、本書を読んでみてください!絶対に乗り越えられますよ^^なんとかなる!
