今回は、「老害脳」(2024年)を読みました。
読みながら「そう、そう!」と思うことばかりで、脳のどの分野が機能低下するとどんなパターンをしてしまいがちになるのか、老害への対応、予防について勉強になったので、まとめたいと思います。
本書では、脳の8つの番地と関連して、老害脳を説明しています。

- 思考系タイプ:知らないものや新しいものに否定的・消極的
- 感情系タイプ:感情的で怒りっぽい
- 記憶系タイプ:自分の考えが正しいと信じて疑わない
- 伝達系タイプ:(聞いてもいないのに)昔話や自慢話が多い
- 理解系タイプ:文句・小言が多い、クレーマー
- 聴覚系タイプ:(聞いてもいないのに)説教やアドバイスをしてくる
- 視覚系タイプ:偉そう、下の人は見下しているのに目上の人になると態度が変わる
- 運動系・無視系タイプ:保守的、見て見ぬふり、何もしない
詳しい説明は、本書を読んでくださいね。どれも、脳の各場所(番地)の機能が衰え、老害化してしまうということでした。もちろん、各タイプが複合的に関連して、例えば、関係の薄い人にまで説教やアドバイスをしてしまうのは、相手の話を聴いていなかったり(聴覚系)、相手の様子を見ていなかったり(視覚系)、相手の感情を察することができなくなっていたり(理解系)すると考えられます。
日本社会は、「老害」にとって暮らしやすく、「老害」を再生産する温床となっていると著者さんは述べます。「老害」が仕切り続けている組織や社会では、若い人は「老害社会」に従順になることがうまくやっていく手段となります。しかし、それはまるでミイラ取りがミイラになるかのごとく、自らもやがて老害化してしまう可能性が高いのです。恐ろしい!

脳はある日、老害化するのではなく、徐々に「老害脳」化します。そのため、脳が中年期に入る40代、50代が「抗老害脳」対策を始める最も重要な時期だそうです。具体的な対策の中で、私もやっていきたいと思ったことを挙げます。
- 睡眠
- 運動(午前中)
- 新しいことに挑戦する
- 自分で自分をほめる
- 他人と話す
- 丁寧な言葉を使う
老害への対応も、タイプ別に説明されています。その中で、これはできそうだなと思ったのが以下です。
著者さんは、いったんは緊急避難的に身を守りつつ、態勢を立て直せたら、立ち向かい、自分の道を生きることを強く勧めますということでした。
本書を読んで、ブラックな働き方は精神を病むだけでなく、上手く続けられたとしても、知らず知らずのうちに自分の脳を衰えさせ、老害脳化してしまうということが分かりました。そして、老害化の症状は認知症とも近い症状だそうなのです。脳機能の低下であるのなら、認知症の前段階とも言えるのかもしれませんね。
老害脳化しないためには、運動、睡眠、新しいことへの挑戦が大事なのは何となく分かりますが、8つの脳の領域を刺激することが大事なのだと分かりました。「まんべんなく」脳の領域を使うことを意識していきたいなと思います。
老害脳になれば、このブログを読んだりもしないので、ここまで読まれた方の脳は今のところ大丈夫ですよ^ ^!
ぺにょは、イラストACで歯科のイラストを投稿しているよ!
「DH国試対策チャンネル」でショートアニメも作っているよ!

