今回は、「億までの人 億からの人 ゴールドマン・サックス勤続17年の投資家が明かす「兆人」のマインド」(2025年)を読みました。
森永卓郎氏の「日本人「総奴隷化」計画 1985ー2029 アナタの財布を狙う「国家の野望」」(2025年)でも、「1億円の壁」というのがあり、年収が1億円を超えると所得税の収入に対する負担率がすごい勢いで下がっていくという説明がありました。
私は億なんて持ってないし、今後持つ予定も今のところありませんがw、億を超える資産を持つ兆人の考え方を学んだので、まとめたいと思います。
兆人には、2つのタイプがいるそうです。
金融エリート系

中高生時代からエリートで、国内大学では東大、京大、一橋、東工大、慶応クラスの大学に進学。もしくは、高校や大学時代から海外留学を経験し、そのまま欧米の一流大学に進んでいることもあるそうです。その後、投資銀行や戦略コンサル会社を渡り歩き、富裕層となる人です。
彼らは今の仕事で蓄財したものを、無難にでもきちんと運用して大きくしているという「超王道」で成功しており、趣味と仕事の線引きが曖昧になっているのも特徴だそうです。
ベンチャー経営系

金融エリート系に比べて若く、学歴や実家のレベルもまちまちです。富をつかんだきっかけは、起業後に上場したり、企業に買収されたりして大きく当てることで、ハイリスク・ハイリターンを実現させています。ベンチャー経営系には、筋のいいスタートアップへの投資話が舞い込むケースが増えるため、20~40代で億を手にして早々にリタイヤする人もいるそうです。でも、飽きて戻ってくるのがこのタイプのパターンかもしれません。
「兆人」の特徴として、「意思決定を他人に委ねない」というのがあります。十分な材料集めまでは指示を出したり意見を聞くことをするものの、その材料をどう料理して食べるかはすべて自分で決めるということです。
決してプロの推薦するものだから、と自己責任を放棄して決めることはありません。
これは、ウォーレン・バフェットも言っていました。
スピード感のある意思決定をして、「確実にやる」と明言して実行するというのもありました。即決なら〇〇で買うと持ちかけ、提示額よりも安い金額で物件を手に入れるなど、即断即決は、交渉においても優位に進める手段になります。
富裕層は即断即決するので、ベンチャー系のスタートアップ投資同様、良い案件や投資の情報が集まりやすいそうです。つまり、売る側にとっては確実に買ってもらえるというメリットもあるという好循環が生まれるそうです。
労働力を切り売りして汗をかいた対価に対する税率がいちばん高いというのは、森永卓郎さんも言っていましたが、富裕層は、「誰が儲けているビジネスなのか」に敏感です。彼らは、誰かが不当に儲けていたり、変にお金が抜かれたりするようなビジネスにお金を使うことはありません。予約の取れない話題の少人数レストランに行ったり、○○ニュータウンや○○の丘といった大手不動産ディベロッパーのビジネスモデルが絡んでいそうな物件には手を出さないそうです。
本書を読んで分かったのは、良い儲け話は一般人には来ないということです。自分が兆人のコミュニティに入っていないなら、それは詐欺だと疑った方が良いですね。過去記事「かぼちゃの馬車事件」のことも書いてありました。
うーん、お金って何なんでしょうね。億稼ぐまでは税金でむしり取られるし、騙される。でも、億稼ぐには、エリートになるか、高いリスクを取るしかない…。そして、兆人になれたとしても、生きている間には使いきれず、死んだ後には遺産で家族が揉める。あまり多くお金を持つのも大変だなと思いました。しかし、兆人のマインドから学ぶことも沢山あったので、参考にできるところは取り入れていきたいなと思います。
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