歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

左脳は作話する

今回は、アフリカに光の種を蒔く: 社会教育が子どもたちの意識を目覚めさせる(2024年)を読んでからの不愉快なことには理由がある(2016年)が、まさかの答え合わせとなってしまったので、ご紹介します。

 

 

 

 

アフリカでの活動

 

「アフリカに」の著者さんは、49歳で乳がんが見つかったのをきっかけに人生を見直し、アフリカでのボランティアに行ったそうです。そして現在は会社を立ち上げ、アフリカのベナンカメルーン「社会教育プロジェクト」をされているそうです。本書は、その内容や成果、なぜアフリカなのかについて書かれているわけですが、最後の方にとてもとても気になる文書を見つけてしまいました。

 

 

宇宙人だった

 

じつは、私は「スターシード」として、太古の昔に別の星から地球に転生してきた記憶を持っています。スターシードとは、地球の次元上昇(アセンション)を支え、人々の意識の覚醒を助ける使命を担う存在です。地球への転生を選んだときの光景が、三十年前のある日、突然記憶として蘇りました。そのとき宇宙の仲間から託された言葉は、今でも私の心に深く刻まれています。

 

私は「美しい地球」が大好きです。どうか地球を救ってください。

それまでがアフリカで実践している教育活動の真面目な話で、私は過去記事「日本人バッタ博士」「日本出身地球人」で学んだアフリカの生活を想起しながら読んでいたので、正直スピ系の方だったことに「うん?」となりました。

 

ddh-book.hatenablog.com

 

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そして、「不愉快なことに」を読んで、何が起きたのか気づいてしまったわけです。

 

 

元カノが宇宙人だった

 

「不愉快なことに」の著者さんは、過去記事で何度も取り上げている著者さんです(言ってはいけない「税金のグレーゾーン」など)。とても博識で、私好みの文献を示して論理的な文章を書かれます。

 

ddh-book.hatenablog.com

 

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そんな著者さんですが、久しぶりに会った元カノが「これまで誰にも打ち明けなかったんだけど、わたしじつは宇宙人なの」と言い始めたそうです。元カノは、実は自分には特殊能力があり、1人でペルーまで行き、ナスカの地上絵は自分のために描かれたものだというメッセージまで受け取ったと言います。ごく自然に、しかも、大真面目に…

 

 

脳梁を切断した患者の実験

 

脳梁というのは、左脳と右脳を橋渡しする組織で、右脳に送られた感覚情報は、脳梁を通って左脳に伝わり、そこで言語化されます。その脳梁を切断した患者の実験では、以下のようなことが起きるそうです。

脳梁を切断した患者の左視野(情報が右脳に入力される)に、「笑え」と書いたボードを示します。すると患者は、その指示にしたがって笑います。右脳は、言葉を理解することができるのです。

そこで患者に、「あなたはなぜ笑ったのですか?」と訊くと、患者は、「先生の顔がおかしかったから」などとこたえます。

論理的な説明を考えるのは左脳ですが、右脳からの情報がないので、ボードで「笑え」と指示されたことを知りません。そこで、左脳はもっともらしい理由を作話するのだそうです。しかも、全くの無意識に。さらに、自分の解釈を疑うこともありません…。

 

共通の知人の話では、元カノは彼氏に振られたそうです。プライドの高い彼女にとって、自分がなぜこんな思いをしなければならないのかわからず、そしてある日、彼女のもとに宇宙からのメッセージが送られてきた…という話でした。

 

 

認知症の取り繕い

 

この仕組みは、認知症の取り繕い現象でも見らることが知られています(注:本書では触れられていません)。特にアルツハイマー認知症の初期では、周囲も見抜けないほどに取り繕い、本人も信じきっていますが、症状が進むにつれ何かおかしいと周囲も気づくことになります。これが、「物取られ」や「徘徊」などの問題行動につながる訳ですね。

取り繕いが見られる時は、否定したり怒るのはNGで、本人に寄り添った対応が良いと言われています。

 

 

答え合わせ

 

もう、答えは出ましたね。もしも家族や友人が「自分は実は宇宙人なんだ」と言い出したら…何か大きなストレス、左脳が理解できないほどの負担が右脳に入力されたのかも知れないと考えられるのではないでしょうか。今風に言うと、左脳に一種のバグが起きた状態だと言えます。「アフリカに」の著者さんであれば、乳がんのステージⅡと言われ「自分は死ぬかも知れない」と思ったことかも知れません(30年前というのも含めての作話では?)。

そして、それは本人にとって「真実」なのですから、否定せずに、一時的なものなのか、長期的に悪化しないか(認知症の可能性)をそっと見守れば良いということです。

 

 

まとめ

 

「不愉快なことに」では、政治家の小沢一郎を例に挙げ、「最初に自信たっぷりに発言したひとの決定に従う」ことと、「一貫していてブレない主張を信じる」を繰り返すと、(その主張が間違っていたとしても)それを信じるひとが出てきて、さらにまわりを巻き込み、大きな集団をつくっていくという話もありました。まさに、スピリチュアル界隈はこういった仕組みでできているのかも知れないなと思いませんか?

とは言え、私はスピリチュアル系の話は大好きだし、その人の前世が宇宙人だろうと、異世界人だろうと、誰かを幸せにする活動をしているのなら、頑張ってほしいし、応援したいなと思います^ ^

 

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