今回は、「1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える 「やりたいこと」の見つけ方」(2023年)を読みました。
本書に書かれている、自分が得たいポジティブな感情を満たすものが「本当にやりたいこと」であるという考えに共感したので、自分を知り、やりたいことを見つける方法をまとめたいと思います。
イェール大学の研究によると、仕事にはジョブ・キャリア・コーリングという3つのカテゴリーがあるそうです。さらにそれを著者さんが整理したのが以下の図になります。

「ジョブ」は、物質的な利益を得る手段としての仕事です。これはわかりやすいですね。日本人の大半はお金を稼ぐために働いているという研究もあるそうです。
「キャリア」は、目的を達成したり、職業人として成長したり、名声を得たりと、「自分の成長や業績のために」行なっている仕事です。
「コーリング」は、自分を超えた感覚に導かれていて、その仕事に対し、目的や意味を感じられるものです。やっていることそのものが大好きであれば「コーリング」になりますが、業績を上げることだけが目的になっている場合は、「キャリア」に分類されるということでした。
「好き×得意なことで、人や社会に貢献できる仕事」という説明が分かりやすいかも知れません。本書で言う「本当にやりたいこと」というのは、「コーリング」を指しています。
ライフワーク=仕事で幸せを感じるのは「目標達成型」ですが、「プロセス型」のタイプの人もいるそうです。「プロセス型」では「自分がどうありたいか」を重視するため、ライフワーク=仕事も含めてライフスタイルを充実させることに幸せを感じるということでした。
・目標を作ると息苦しさを感じる
・目の前のことを楽しんでいたらビジネスになるパターンが多い
・感覚的なものが好き(感覚派)
上記を見ても、自分は間違いなく「プロセス型」だなと思います。以前、「目標達成の技術」(2012年)を人に勧められて読んだことがありますが、私には全く合いませんでした。本当に読んでいて息苦しくて(笑)なんでだろう?と思っていたのですが、本書の説明を読んでスッキリしました。
もう一つ、「自分自身を知る」と言う部分でスッキリしたのが、
元気になりたいとき、1人でいる、みんなといる?
という質問です。一人でいたい人は、自分と向き合うことで元気を回復する人、みんなといたい人は、人の気持ちや言葉、温かさに触れあうことで元気が回復する人だそうです。
私は断然1人派ですね。

そして、レモンを口に入れた時、1人が好きな人はみんなと一緒が好きな人よりも唾液の量が50%も多かったそうです。は?と思ってしまう実験ですが、唾液がたくさん出るということは、ちょっとの刺激で脳が活発に反応することを意味しており、要は、人と一緒に居なくても、自分1人で楽しめるということでした。
確かに、私は一人っ子なので、1人で遊ぶのは得意です。レモンについてはよく分かりませんが、私は1人でいる方が元気になるということは改めて自覚することができました。
安心感
好き
面白い
知りたい
ワクワク
役立てる
フィット感
この7つの感情こそが、あなたが仕事や趣味を通して満たしたい感情だと著者さんは述べます。そして、自分が満たしたい感情につながる「特定の行動」を見つけるためのワークが以下になります。
①77個の動詞(本書参照)から「(なんとなく)いいな」と思えるもの、「気になるもの」「心が動くもの」を5分以内に7~10個ほど選ぶ。
②選んだ7~10の動詞それぞれに「目的語」を追加する。
③選んだ7~10の動詞を好きな順に並び替えて、最後に「~な仕事」で終わるように文章をつくる。
私もやってみましたが、私は何かを作ることにワクワクすること、仲間を癒し、励まし、一緒に学び、成長したいと思っていることが分かりました。


