歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

アポロ計画

今回は、月に向かえ! SHOOT FOR THE MOON 最新心理学が明かす「アポロ計画」を成し遂げた人たちのマインドセット(2024年)を読みました。

 

 

アポロ計画成功のマインドセットを8つにまとめてある本なのですが、心理学の知見も満載なので、すごく勉強になりました。特に面白いな、覚えておきたいなと思ったものを整理したいと思います。

 

 

 

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アポロ計画は、アポロ計画としても知られ、NASAが主導した米国の有人宇宙飛行計画であり、1969年に最初の人類を月面に着陸させることに成功しました。

(↑英語版Wikipediaを翻訳)

1961年5月25日の議会での演説で、ケネディ大統領が「1960年代中に月に人間を着陸させ、安全に地球に戻す」という国家目標を掲げたことがきっかけで、アメリカの宇宙開発には多額の予算がつけられ一気に進展しました。 そして、1969年7月20日、宇宙飛行士ニール・アームストロングとバズ・オルドリンがアポロ11号で月面に着陸したことにより、その公約は実現されました。すごい!

 

 

管制官の平均年齢は26歳

 

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アポロ11号が月面着陸を成功させた時の管制官平均年齢は26歳と大変若かったそうです。しかも、大多数は労働者階級の出身で、家族のなかで初めて大学に進学した人たちでした。著者さんは元管制官にインタビューをするなどして、以下の8つのマインドセットを見出しています。

法則1 情熱を燃やす

法則2 イノベーションを生み出す

法則3 自信から恩恵を得る

法則4 失敗から学ぶ

法則5 責任感を身につける

法則6 実行に移す、勇気を見つける

法則7 あらゆる事態に備える

法則8 柔軟に対応する

 

 

ライバルの存在

 

1898年、ノーマン・トリプレット教授は、米国自転車連盟の競技委員会の記録からレースタイムを調べました。そして、自分ひとりでタイムを競うときよりもレースのときのタイムが速いこと、過去100年ほどの間に、その効果は何度も再現されていること、そして、どんなに些細なことでも、賞をめぐって他人と競争することがパフォーマンスを高めるという研究結果を発表しました。

別の研究からは、ライバルとの競争を想像するだけでもパフォーマンスが良くなることが示唆されているそうです。

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アポロ計画におけるライバルは、もちろんソビエトでしたスプートニク・ショック(太陽光をできる限り反射して地上から見えるように設計されたソビエトの宇宙船スプートニクが人類初の人工物体として地球周回軌道を周回した事件)は、ソビエトの思惑通り、米国人を恐怖に陥れることに成功しました。そして、ケネディ大統領の演説で米国人の宇宙への気持ちが一気に前に進み始めます。

 

 

スマート思考

 

具体的(Specific)で測定可能(Measurable)、そして時間の制約がある(Time-constrained)目標を設定するスマート思考(SMarT thinking)は目標達成の確率を高めるそうです。つまり、目標を「具体的」「測定可能」「時間制約付き」にすれば、成功する可能性が高くなるということです。また、目標を日記に書いている人は目標を達成する確率が約30%高いそうです。

また、予算の制約もイノベーションに影響を与えます。20個の品物のリスト(値段が書いてある)の中から好きなものを好きなだけ選んで、新しい子ども用の玩具を作ってもらったグループと、何を選んでも良いけれども予算の範囲内で作ることが求められたグループでは、予算に制約があったグループのほうが革新的で面白い玩具を作ったそうです。

制約をポジティブに捉えることのできる研究だなと思いましたし、ゲーム感覚で楽しむともっと良いんじゃないかなと思いました。

 

 

締切を具体化する

 

締め切りの設定にもコツがあるようです。フロリダ大学のトゥ・ヤンピン教授は、締め切りが数日後、数週間後、数ヶ月後、数年後で分類される傾向があることを発見しました。課題の期限が翌日、翌週、翌月、翌年までずれ込む場合、人は後回しにしてしまうということです。

また、できるだけ具体的に、「報告書は週末までに提出してください」ではなく「報告書は金曜日の午後3時までに机の上に置いてください」とした方が期限通りに提出するということでした。

これは、世の上司さんはぜひ活用したほうが良いですね。目標は、今日中、今週中、今月中、今年中を意識して、時間や場所まで詳細に設定しましょう!

 

 

遅刻常習者の1分は80秒

 

サンディエゴ州立大学の心理学者のジェフ・コンテは、時間を守る人と遅刻常習者の2つの集団の時間認知を調べました。1分経過するまでの時間を判断してもらう実験で、時間を守る人はほぼ時間通りだったのに対し、遅刻常習者の1分は80秒程度もあったそうです。

遅刻癖のある人って、大人になっても治りませんが、1分間が20秒もずれていたんですね!これ、平均ですからね。

 

 

まとめ

 

 アポロ11号の機内は、おならで臭すぎたこと、オナラによる爆発のリスクも心配されたため、オナラに関する広範な研究が行われたというのも面白い話でした。

アポロ計画は、月に行くという明確なビジョン、10年以内という明確な期限、ソビエトというライバルの存在、各チームへの責任の移譲、最悪な事態を想定した綿密なシュミレーション、様々な制限の下での柔軟な対処など、学ぶべきことが沢山あるプロジェクトだったということがよく分かりました。

 

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