今回は、「超コミュ力」(2023年)を読みました。
Kindleのおすすめに何度も出てきていたものの、表紙を見てずっとスルーしていたんですよね。なんか、サロンを運営するタイプの芸能人や有名人とかのキラキラした人って、あまり好きではないみたいで…(笑)しかし、読んでみるととてもコミュニケーションの勉強になり、コミュ力おばけと言われる人たちの技術を知ることができました。これは歯科衛生士の教科書に書くべきだ!と思ったことを書きたいと思います。
鏡を見ながら、思いっきり口角を上げて30秒間笑顔をキープします。30秒経つ前にほっぺたが痛くなる人は、まちがいなく日頃の笑顔不足だそうです。

これを読んで、子供向けの写真館でバイトしていた時、顔面筋肉痛になったことを思い出しました。笑顔は筋肉で作られるので、毎日ちゃんと使って、トレーニングしたいですね。そして、顔面だけでなく、顔の内側にもたくさんの筋肉があります。噛む筋肉、飲み込む筋肉も衰えないよう、正しい姿勢、よく噛んで食べるを意識したいです。
「すごい」「なるほど」「そうなんだ」の3語を身につけるだけで、その後の人生において、コミュニケーションで苦労する割合が格段に減ると著者さんは述べます。コミュニケーションとは上手に話すことではなく、相手の話を聴くこと、相手が何を求めているのかを知ることが大事だということでした。

著者さんは、義務教育で習ったらいいと述べていましたが、私は、これは歯科衛生士の教科書に絶対に書いた方がいいと思います。教科書では、「すごいですね」「なるほど」「そうなんですね」と、目上の人に対応して書いた方がいいですね。行動変容の理論も大事ですが、こういうことができなくて、「最近の若い子達はコミュニケーションができない」と言われてしまっている気がしています。
返事をするとき、「はーい」と返事をするよりも、「はいっ!」と小さな「っ」を意識するようにしっかり返事をすると「こいつはちゃんと話を聞いてるな」と思ってもらいやすくなると著者さんは述べます。そして、そのテクニックを使って100%面接に合格してきたのだそうです。
挨拶するときは「おはようございますっ!」
お礼を言うときは「ありがとうございますっ!」
これは、学外実習マニュアルに書いていた方がいいですね(笑)やっぱり、大きな声で歯切れの良い挨拶ができる子は実習指導者さんに好かれますし、「バイトに来ない?」「就職しない?」と誘われるように思います。これに、笑顔をつければ、実習もイージーモードでスタートできるの間違いなしだと思いますね。
相手に対して気持ちよく質問し、気持ちよくリアクションし、気持ちよく話させる、それが超コミュ力だそうです。質問をするためには、相手の話をしっかり聞かなければいけません。そして、相手の話がひと段落した時に、すかさず質問をすることで、「この人はちゃんと話を聞いてくれる人だ」と満足してくれ、相手に安心感を与えることができるのだそうです。
つまり、相手の話を聞きながら、常に次の質問を考えるということです。学外実習では、質問ができない学生さんが一定数いて、どうしても指導者評価が下がってしまいます。忙しそうでなかなか質問できないというのもあるので、最初の実習に出す前には、ロールプレイをして、質問する練習をさせていました。

歯科保健指導でも、一方的に話すのではなく、どれだけ相手に話をさせるかが大事になります。私は、指導中は、もう一人の自分が話の内容を理解して次に投げかける質問を考えるんだよと説明していました。話をしながら質問を考えるというのは、少し練習が必要なのかなと思います。共感やうなずき、おうむ返しができたら、次のテクニックとして練習しておいた方がいいコミュニケーション技術だと思いました。
私は、自分でもびっくりするくらい顔と名前が覚えられないので(笑)本当にコミュ力の高い人には憧れます。しかし、本書にはコミュニケーション系の本には必ずと言っていいほど書かれている「名前を呼ぶ」というのがなく、私も今よりコミュニケーションが少しは上手にとれるようになるかもしれないと思えました。特にSNSは普段から、家族の会話でも使っていきたいです。
