歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

英語の勉強

今回は、いつまで英語から逃げてるの? 英語の多動力 New Version 君の未来を変える英語のはなし(2024年)を読みました。

 

 

ホリエモンの本は私ちょっと苦手(笑)なのですが、読まなきゃ「雑読家」とは言えない!と思い読みました。本書は、ホリエモンの話だけでなく、英語にまつわる色々な人がそれぞれの経験や英語の必要性を語り、ホリエモンが総括したり、意見を言ったりしている本でした。特に興味深かった人の話を整理してみたいと思います。

 

 

坪谷ニュウエル郁子

 

言語の学習というのは、どのくらいその言語と母語が離れているのかということによって、習得までにかかる時間の平均値があるのだそうです。英語話者にとって言語が近いフランス語、ドイツ語、スペイン語では480時間、ギリシャ語、ヒンディー語インドネシア語はIndo-European という語源の発祥で文法的にも近いため729時間、ロシア語、ヘブライ語トルコ語は、1329時間、そして、英語からもっとも遠くかけ離れた言語が日本語、中国語、朝鮮語アラビア語で、習得までに平均2400〜2760時間もかかるのだそうです。逆も真なりなので、日本語話者が英語を習得するときにも同じくらいの時間がかかるだろうと考えられます。

では、日本の学校ではどのくらい英語を教えているのかと言うと、中学校と高校を合わせて800時間弱、小学3年からの英語必修化、5年からの英語教科化を足しても1,000時間にも満たないそうです。740時間でサバイバルな日本語が理解できて話せる程度のレベル、「痛い、痛い」程度なので、高校生で「HELP」程度のレベルなのは妥当なんだそうです。足りない1760時間を埋めて日常会話レベルになるのは、海外旅行にしょっちゅう連れて行くとか、サマーキャンプに送るとか、留学させるとか、日常的に英会話学校に通わせているとか、そういった家庭の子ということになります。

なので、英語の勉強を始めるときには、自分がどのレベルにいつ頃なりたいのかを考えて、1日の勉強時間を決めるようにすると良いということでした。語学習得には、どれだけ時間をかけたのかが大事になるということですね。英語話者の彼氏・彼女を作るのが手っ取り早いというのも理解できます。

 

 

藤岡頼光

 

セブ島でQQ Englishを経営する経営者さんですが、英語を学んだのは40歳からであり、動機は大好きなバイクの話をイタリア第2位のバイクメーカーのオーナー、マラグーティさんとしたかったからだそうです。どうしても自分の言葉で話したかったので、最初はイタリア語を習いにフィレンツェに行きますが、複雑さに音を上げ挫折。セブ島で英語のマンツーマンレッスンを受け、バイク便の経営者が世界7カ国にオフィスを持ち1800人以上のスタッフと英語を使って仕事をするグローバル企業を経営するまでになったということでした。

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ホリエモンも誰と何を話したいのかイメージして、発音でも、文法でも、単語でもいいので、楽しいと思うものにガッツリハマって突き抜けろと言います。自分のモチベーションが上がる「好き」を見つけ、好きなドラマの英語のセリフを覚えてアウトプットしたり、好きなアイドルと英語を使って仕事をしている場面を妄想してワクワクしたり、実践で学ぶ人が早く上達するのだということでした。

 

これには、苦手なホリエモンが言っていることとは言え、完全に同意するしかありませんね。歯科衛生士国家試験対策の時に学生さんにもよく言っていたことですが、勉強や努力というのは、苦虫を噛みながらしたって絶対にうまくいきません。その中に楽しさや面白さを見つけて、楽しむことが大事だと私も思います。

 

 

まとめ

 

本書はタイトルの通り、全体を通して今すぐ英語の勉強を始めようという内容です。じゃあ、私も英語の勉強を始めよう…とはならなかったのですが(笑)、英語の勉強にはそれなりの時間がかかるということ、英語を使ってやりたいことを明確にすることが大事なのだということを学びました。そして、うちの子達が英語が全然できないのは、単に英語に触れる時間が短すぎるからだということがよく分かりました。中学生のうちに、一度海外旅行に連れて行かないといけないですね!

最近は、街で外国人を見ることも多くなっているので、英語の重要性はますます高まるだろうなと思います。英語勉強しなきゃと思いながらなかなか一歩が踏み出せない人には、本書は良い刺激になるのではないでしょうか。