歯科衛生士のよみもの

kindle unlimitedで本を読み漁り、感じたことを考察していくブログです。

ドン・キホーテ

今回は、安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生(2015年)を読みました。

 

 

うちは、近くにドンキないので人生で何回かしか行ったことがありませんが、どのようにして全国展開して大きくなったのかよく分かる内容でした。本書を読んで学んだことをまとめたいと思います。

 

 

失敗は成功のもと

 

どの経営者さんもそうですが、著者さんも数々の失敗を通して試行錯誤していく中で、自分の成功パターンを見つけていますドン・キホーテにおいては圧縮陳列や品揃え、手書きのポップなどがそうです。そして、それを社員に説明しても、全然自分のようにすることができず、かなりもどかしい思いをされ、「人真似で知恵はつかない」ということを学んだそうです。

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私もこれは日々実感しています。いくら本を読んでも、野菜はうまく育たないし、近道を教えられても、失敗して何度か道に迷うことでやっと覚えることができます。「失敗は成功のもと」と言いますが、失敗を恐れていてはいけないなと改めて思いました。

 

 

権限移譲

 

そして、著者さんが編み出した方法が、「権限移譲」と「社員同士を競わせる」です。各部門に仕入れから品出しまで全て任せることで、社員たちが失敗を通して著者さんが確立したノウハウを学んでいきました。そして、ゲーム感覚のように競い合うことで、競合他社がない環境で大きくなっていくことができたのだということでした。

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最近、歯科衛生士さんを院長、副院長にしているという歯医者さんを耳にしましたが、どうしても口を出したくなってしまうのではないかと思います。それをぐっとこらえて、口を出さないということが本当に難しいし、でも、大事な事だと思いました。

 

 

タイミングを逃さず退任する

 

著者さんは執筆時点で経営から退き、取締役もすべて辞任しています。ドン・キホーテ世襲はなじまないということで、後任へバトンタッチしたそうです。また、死ぬまで自己保有株は手放さないとも宣言しており、よほどのことがない限り口も手もいっさい出すつもりはないが、会社が危機に陥った時には救済に立ち上がるつもりとういことでした。

会社は自ら腹を痛めて産み、育てた我が子同様であり、他人に売り渡したりするなんて考えられないそうです。過去記事「理想の上司_2」ソニー社長と同じように、潔く退くというのがかっこいいなと思いました。

 

ddh-book.hatenablog.com

 

 

多様性が必要

 

そもそもドンキは商品がきわめて多様ですが、顧客も多様です。そして、社員もじつに多様でそれぞれの個性、適性を生かしながら一番得意なことを伸ばして組織力を高めてきたのだそうです。過去記事リクルートを作った男」と同じことを言っているなと思いました。

 

ddh-book.hatenablog.com

 

また、ちょうど前回「終活ミステリー」で多様性を目指した採用という考え方が良いのでは?と考えたところでしたので、やっぱり同一の集団よりも多様性のある集団の方が伸びるんだなと改めて思いました。

 

ddh-book.hatenablog.com

 

 

 

まとめ

 

大企業のCEOというのは、引き際が難しいというのを聞きます。何もかも自分でするのではなく、権限を委譲して、自分がいなくても回るよう調整していく、長い目線で後継者をちゃんと育てていく、若くてガッツのある人を早いうちから昇進させていくというのが大事なんだろうなと思いました。

歯科衛生士もそうなれば離職する人も減ると思うのですが、なかなかそうはいかないんですよね。だから、週5働きたい歯科衛生士であっても、常勤ではなく、パート掛け持ちが最適解っていうことになっちゃうんですよね〜。