今回は、「時間と空間を操る「量子力学的」習慣術」(2021年)を読みました。
著者さんは学習塾の先生のようですが、内容はスピリチュアルに近い自己啓発、過去記事「かもの法則」の西田先生に近い感じだなと感じました。
特に、量子力学の説明がわかりやすく、時間を操るというのを使えるようになりたいと思ったので、整理しておきたいと思います。
著者さんの学習塾では、ゼロポイントフィールドにつながり「神ってる」状態のことや、自分のエネルギーを高め、時間と空間の密度を高める方法などを指導しているそうです。すると、勉強や部活動などで次々と高い目標を達成していくのだそうです。
使う言葉は違いますが、西田先生や天風先生が言われるような、ポジティブな感情、感謝の気持ちが現実化していく鍵になります。ゼロポイントフィールドという想像を超えた存在に頼るという点では、ちょっと他力本願的かなとも思いました。
感情や意識の正体はフォトンです。つまり、素粒子であり、量子力学においては時間は存在しないという考えが存在します。
つまり、フォトンは過去にも未来にも一瞬で行き来できるということです。著者さんはこれを、何かに夢中になっているときは「時間が早く進み」、退屈だと思っているときは「時間が遅く進む」という現象で説明します。3日前のケーキが美味しかったなぁと思う時、美味しいという「感情」、つまりフォトンは3日前にいるということですね。
フォトンを上手く使えるようになると、流れている時間や空間の濃さを変えることができます。保育園のお迎え時間に合わせて驚異的な生産能力を発揮するワーママ(←経験あり)のように、1時間が3時間にも5時間にも増やしたのと同じ効率で物事を処理できるということです。ゾーンというやつですね。
時間を操るには、集中によって「時間をズラす」こと、振動数を高め、ゼロポイントフィールドと繋がることが大事だそうです。
時間をズラすステップは以下の通りです。
①フォトンを注ぐ
仮に100のフォトンを出せるとするなら、そのすべてを目標に注ぎましょう。
②メンタルを整える
自分を認め、褒めましょう。
③集中の伝染
集中できる場所には多量のフォトンが飛び交っています。同じようなフォトンをもつ人と高めあう環境を作りましょう。
④振動数を上げる
愛や感謝の心で生きましょう。祈りを捧げたり、「楽しい!」「ワクワク!」「うれしい!」「幸せ!」という意識でいましょう。
家事、特に掃除って本当に時間かかるし、エンドレスだし、短時間でパパッとできるならどんなに良いかと思います。本書を読んで、まず、全く楽しいなんて思っていないし、目標にフォーカスもしていないなーと気づきました。そう、お客さんが家に来るとなると、なぜか掃除って捗るんですよね。
ということは、部屋のフォトンを高めるべくお祈りをして、きれいになった部屋をイメージして、私って掃除がんばって偉い!とほめながら、ゲーム要素を入れるなどして楽しみながら掃除をすれば、時間を操ることができ、あっという間に終わるということですね!面倒だなと思うことほど、この方法を取り入れていきたいなと思いました。