今回は、「超訳 カーネギー 人を動かす エッセンシャル版」(2020年)を読んで、笑顔で過ごすことって大事だよねと再認識したので、ご紹介します。
アンドリュー・カーネギー?
実を言うと、カーネギーと書かれたタイトルを見て、アンドリュー・カーネギーだと思い本書を取ったのですが、本書を書いたのはアンドリュー・カーネギーにあこがれてCarnageyからCarnegieに名前を変えた、デール・カーネギーでした(笑)
アンドリュー・カーネギーは、音楽の殿堂カーネギーホールを建てた鉄鋼王方のカーネギーで、過去記事でも紹介した、ナポレオン・ヒルに成功哲学をまとめさせた人物です。
ddh-book.hatenablog.com
一方、デール・カーネギーは、話し方や人間関係の原則などを大人に教育する場としてデール・カーネギー研究所を設立し、著書も多く残されている人物とのことでした。
笑顔の価値
男性にとっては女性がどんな宝飾品を身につけているかより、顔にどんな表情を浮かべているかのほうがずっと重要なのである。
笑顔のない女性とは、同性の私でさえあまり一緒にいたくないです。組織の心理的安全性と同じで、コロコロ気分が変わる人ではなく、いつも笑顔で朗らかな人だと安心感があって、一緒にいたいなと思いますよね。
作り笑いは逆効果
心のこもっていない作り笑いはよくない。相手はすぐにそれを見抜き、不快に思うだけだ。
息子が行っていた塾の新しい塾長がまさにこれでした。作り笑顔が気持ち悪くて、不快だったし、ちゃんと教えてもらっていなかったのもあって、さっさとやめました。
幸せそうに振る舞う
そのような(ほほ笑む気になれない)ときは無理にでもほほ笑むのだ。周囲に誰もいないなら、口笛を吹くか楽しい曲を口ずさもう。幸せそうに振る舞えば、たいてい幸せな気分になる。
これは常に気をつけたいですね。
職場でも家庭でも、嫌なことがあるとつい顔に出てしまうほうなので、無理にでも微笑むことを意識していこうと心に誓いました。
幸せそうに振る舞っていると、難しいと思っていた問題も何だかそんなに深刻ではない問題に思えてきます。自己啓発本でおなじみの「人間は感情の生き物」、「思考よりもまず行動を変える」、「何を言ったかではなく、何をしたか」ですね。いつだったかTwitterから流れてきた、アメリカの絵本作家ターシャ・テューダーの言葉「人生は短いから、不幸でいる暇なんてない。気づいていない人は多いですが」を思い出しました。
まとめ
カーネギー違いで手に取った本でしたが、コミュニケーション技術関連の本に書いてある内容はここからきてるのかなと思う内容で、とても勉強になりました。エッセンシャル版ということで、とても読みやすかったので、小学校高学年〜中学生くらいの子ども向けに再編集してくれないでしょうかね。ぜひ息子達にも読ませたいです。