2022年の「理想の上司ランキング」によると、男性の1位は内村光良、女性は水卜麻美だそうです。個人的には、女性2位の天海祐希がいいかな。かっこいい女性って憧れます！
普遍的に優れたリーダー特性は存在しない？
どのようなリーダーが望ましいかについては、リーダーとメンバーの関係に着目したリーダー・メンバー・エクスチェンジ（LMX）理論や、集団における目標達成や課題解決に関するＰ行動（performance）、集団の維持に関するＭ行動（maintenance）の両方を兼ね備えたリーダーが望ましいとするPM理論など様々な考え方があるようですが、「大学4年間の経営学が10時間でざっと学べる」(2019年)によると、普遍的に優れているリーダーシップの特性やスタイルなどというものは実際には存在しなかったのだそうです。
そのチームの抱える問題が重大で逼迫している時と、男女問題でギクシャクしている時では求められるリーダーも全く違いますよね。あるリーダーは、ある状況では優れたリーダーでも、別の状況ではそうではなかったということで、言われてみればそうだよねと思ってしまいました（笑）
炎上プロジェクトのリーダー
「プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」」(2022年)には、大炎上したプロジェクトの火消しを何度も経験した著者さんが経験をもとに書かれていて、参考になりましたので、印象に残っているものをご紹介します。
1.気配り
特に印象に残っているのが、ハードモードになるのは間違いないので、環境を整えるということです。カフェスペースやデスクの配置など、少ない予算でもメンバーが働きやすい環境を整えることが大事だそうです。こういう気配りのできるリーダー、いいなと思います。
2.強い意志
また、それまでのリーダーや各部門のリーダーの意識改革が必要となるので、本気で取り組むという気持ちにさせないといけません。稲盛和夫のような強いリーダーシップやナポレオン・ヒルの絶対に目標を達成するという強い意志が必要ですね。
3.自ら情報を取りに行く
大炎上の前には小さな炎上が起きていたはずで、プロジェクト中の小さな炎上をできるだけすぐに報告してもらえるよう、部屋中を1日に数回ゆっくりと歩いて回るそうです。これは好きですね。待っているだけ、聞いてないといつも言っているリーダーには、ぜひ自分から情報をとりに行くということを学んでほしいです。
4.迷惑上司の対応
また、クラッシャーのような上役が必ずいて邪魔してくるので、リーダーは部下にできるだけ影響が無いように対処することも大事だと書かれていました。
まとめ
トッププレイヤーが良いリーダーになるとは限らないし、プレイングマネジャーの問題もあるしで、リーダーって奥が深くて難しそうです。私としては、部下のことを考えてくれて、状況に合わせて柔軟に対応できる上司が良いなと思いました！
